象の鼻テラスで子ども支援チャリティーイベント 「難病の日」関連企画

  • 2025年5月17日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 象の鼻テラス(横浜市中区海岸通)で5月17日、難病や障がいなどの特性を持つ子どもたちに焦点を当てたチャリティーイベント「Colors of Hope」が開催されている。(ヨコハマ経済新聞)

 「難病の子どもと家族が教えてくれたこと」  中嶋弓子さんとルミコ・ハーモニーさん

 5月23日の「難病の日」に関連し、病気や障害を抱える子どもたち(スペシャルニーズキッズ)への理解と支援を目的としたもので、一般社団法人「リトル アーティスト リーグ」が主催。会場では、コンサートやトーク、体験型ワークショップ、マルシェなどが行われ、特性のある人だけでなく、誰もが参加できる構成。

 ステージでは、児童合唱団「STAR SINGERS CLUB」のコンサートや、「Classic Picnic」による楽器体験やクラシックコンサート「ベートーヴェン~音のない世界で、音を創る~」、「The Soul Bird」によるゴスペルライブを行う。

 「難病の子どもと家族が教えてくれたこと」を出版した中嶋弓子さんとイベントを企画したルミコ・ハーモニーさんのトークでは、当事者家族の視点から語られる体験が紹介された。

 ワークショップでは、生活介護事業所「studio COOCA」(平塚市)が「Kumaちゃんの乗物スタンプ&カラフル塗り絵」を出展するほか、「みんぐるくらぶ」による「光るセンサリーボトルづくり」や、「Yuhei Paint×Classic Picnic」による「シルクスクリーンワークショップ」も行われる。

 子ども向けには、「LITTLE ARTISTS LEAGUE×Classic Picnic」による「ベートーヴェン・モーツァルトぬりえワークショップ」や、子ども服ブランド「zutto matsurika」による「オリジナルバッグへの布用クレヨン絵描き体験」などを展開。

 横浜で、障害がある人が描いた文字や絵をデザイナーや学生がデジタル・デザインして販売している「ヨコハマフォント」は、カラフルフォトフレーム作りやガーランド作りのワークショップや、オリジナルグッズを販売している。

 そのほか、「JOAA(日本オーガニックアロマ協会)」は天然素材を使ったお香作りを行い、「LITTLE ARTISTS LEAGUE」はオリジナル缶バッジ、香りブーケ、名画コラージュなどのワークショップ、「メナードこども未来プロジェクト」はハンドケアやキッズネイルカラーを無料で実施している。

 「Colors of Hope」は、多様な背景を持つ人々が共に過ごし、互いの存在を知るきっかけを提供することを目的としたイベント。

 イベントを主催したリトル アーティスト リーグのルミコ ハーモニーさんは、「多様な個性を色とりどりの『彩り』として捉え、共に生きる社会を目指したい」と話した。

 開催時間は10時~17時。各ワークショップの参加費は300円~3,000円程度。

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