サイト内
ウェブ

小林亮太が平日でも行列の人気店グルメバーガーをレポ!バンズを逆さまにしている理由って?

  • 2022年12月14日
  • Walkerplus

舞台「鬼滅の刃」の竈門炭治郎役や「僕のヒーローアカデミア」The “Ultra” Stageの爆豪勝己役など、人気作品に多数出演している俳優の小林亮太が都内近郊のグルメバーガー店をナビゲート。食レポはもちろん、ハンバーガー好きの目線で取材したおいしさの秘密をお届けする。

今回は、東京・墨田区にある「Shake Tree Burger & Bar(シェイクツリー バーガーアンドバー)」の「クラシック」(1700円 ※ポテト付き)を紹介!

■逆さまバンズの古くて新しいバーガー
同店は、オーナーの木村雄太さんがアメリカで訪れたレストランとの出合いをきっかけに、日本で“人を喜ばせる店”を作ろうと2011年に開業。2020年には、姉妹店となる「Shake Tree Diner」がスカイツリーのふもとにある商業施設「東京ミズマチ」にオープンした。

バンズ代わりにアメリカンビーフ100%のパティでチェダーチーズ、トマト、紫玉ネギをサンドした変化球バーガー「ワイルドアウト」で一躍有名になった「シェイクツリー」だが、「せっかくこの連載で取材するのなら、すでに有名なメニューよりほかのバーガーを取り上げたい」と小林。そこで、広報を担当している木村里梨さんに相談してみることに。

「シェイクツリー」では、「ワイルドアウト」をはじめとするバーガーに使われている粗めのハンドチョップとひき肉を合わせた120グラムのパティのほかに、2種類のパティがある。ひとつは「スロッピージョー」に使われている、自家製トマトソースに入れて煮込んだパティ。もうひとつが「クラシック」用のひき肉に玉ネギを加え、丸く成形したパティだ。

そんな「クラシック」はビジュアルも特徴的で、クラウン(上のバンズ)が逆さまになっている。

その理由を聞いてみると、「ハンバーガーが誕生した当時は、焼いた食パンで具材をサンドしていたんです。その食感に近付けるために、バンズの焼き面を上にしています。バンズはひっくり返さずに、そのまま食べてみてください」と木村さん。「昔に戻った気持ちで、クラシックなスタイルで食べて欲しい」というオーナーの意向から生まれたバーガーなのだそう。

そんなバーガーをほかでは見たことがない、という小林は、興味津々で「クラシック」をオーダーすることに。

■ポイントは新感覚のセミドライトマト
バーガーごとに異なる味付けをしている「シェイクツリー」。「クラシック」はヒール(下のバンズ)にマヨネーズを塗り、紫玉ネギをおいて、マスタードをひとまわし。そこへ180グラムの大きなパティ、ケチャップ、セミドライトマトをのせ、サンドしている。

昔ながらのスタイルということで、トマトベースのシンプルな構成だが、ケチャップは自家製、セミドライトマトはガーリックオイルに漬けて風味を移しているなど、細部へのこだわりも光る。

高くそびえ立った不思議なビジュアルの「クラシック」を、さっそく実食してもらった。

■ハンバーグのようなパティとトマトソースの相性が抜群
小林は「ハンバーガーのパティはハンバーグだと思われがちだけど、そうじゃないお店が多いからあまり言いたくないけど」と前置きして、「すごくおいしいハンバーグサンド、と感じるパティです!玉ネギが入ってるから、よりふっくらしているんだと思います。あと、トマトがめちゃくちゃうまい!」と、感想があふれてくる。

裏返すことでパティから流れ出す肉汁に焼き面が触れず、サクサク感が楽しめるクラウンについても、小林は「この食感、すごく好き」と気に入っている様子。

「ガーリックオイルの旨みもプラスされたセミドライトマトは、トマトソースとは違った旨みや甘みが生きていて、さらに下に塗っているマスタードとの相性も抜群なんです。フレッシュなトマトが合うバーガーもあると思うけど、『クラシック』はセミドライがすごく合うバーガーだと思いました」(小林)

「ハンドチョップのおいしいお店に行くことが多かったけど、ひき肉でもこんなにおいしくなるんだって思っちゃう。レタスが入っていないから、より肉の旨みがダイレクトにくるのかも」とひき肉パティのおいしさを再認識した小林は、「180グラムあるけど、重くない」と、あっという間にバーガーを完食。

同店には何度か訪れているというが、「うまい!」と連呼するほど、初めて食べる「クラシック」に感動したようだ。

■人気メニュー「ワイルドアウト」が生まれた意外な理由
木村さんによると、冒頭で紹介した「ワイルドアウト」がメディアで紹介されたのをきっかけに一気に客足が増えたというが、この人気メニューが誕生したのは、意外にもお客さんからのリクエストがきっかけだったそう。

「『ワイルドアウト』は、お酒が飲みたいからハンバーガーはちょっと多いなぁ、というお客さんのために、おつまみとして生まれたメニューなんです。私たちはお客様がどんな目的でこのお店に来たかというシチュエーションを重視しているので、それに合わせてハンバーガーの提案をしたいと思っています」(木村さん)



「シェイクツリー 」では、テイクアウトももちろん可能。店主こだわりのハンバーガーをおうちでも堪能してみて。

ヘアメイク=田中宏昌
撮影=小山志麻
取材・文=大谷和美

※感染症対策を行ったうえ、店舗の了承を得て撮影時のみマスクを外しています。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2024 KADOKAWA. All Rights Reserved.