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気配を感じた時、背中を見ていたのは何?「その後」が分からないからこそぞっとする体験談漫画に反響

  • 2022年11月17日
  • Walkerplus

誰もいないはずなのに、どうにも後ろに何かがいる気がする――。霊的なものを信じていなくても、気配を感じたり落ち着かない思いをした人は少なくないはず。今回は、“気配”にまつわる恐怖体験を描き、Twitter上で反響を呼んでいる漫画を紹介したい。

■何度も感じる背後の気配…モニターに一瞬映ったガラス越しの「顔」に恐怖
GUNDAM.INFO「週刊ガンダムニュース」やHONKOWA「七海さんのオバケ生活」を連載する漫画家のみつつぐ(@mitutugu)さん。みつつぐさんは自身のTwitter上で「人から聞いた不思議な話を漫画にしてみた」という体験談漫画シリーズを投稿しており、10月に投稿された作品に注目が集まった。

自宅で一人、パソコンに向かって動画を見ていた男性。ふと背後に何かの気配を感じて振り返るものの、そこに誰かが立っているわけではなかった。

「当たり前」と自分でも思っていたが、その時なぜか背後に位置するドアが気になった男性。扉の上部にはすりガラスが据え付けられており、普段は気にしないがその時だけは「人の顔があるような気がする…」という感覚を味わっていたのだ。

その後も動画を見続けた男性だったが、その日は何度も後ろが気になって振り返ることを繰り返し、「なんだか今日落ち着かない」と戸惑いを感じていた。するとその時、観ていた動画が暗い画面になり、モニターの反射で自分の顔や部屋が映り込んだ。

その中に見つけたのは、すりガラスの部分から覗く人の顔らしきもの。何者かの気配だけを感じている分にはまだ平気だったものの、はっきりと顔を見てしまったことで男性は「いるっ!」と動揺。正体が何であれ、もし入ってこられたら…と考えが錯綜しながらも、恐怖から振り返ることができずに時間が過ぎていった。

動画が終わった後、男性は意を決して扉の向こう側の様子を確認したが、変わった様子は見つけられず。ただ、一度“顔”が見えてしまったことで震えあがった男性は、「今度から寝室で見ることにしよう」と対処。ガラスのある扉から離れて過ごすようになったことで、その後“何か”を見ることはなかったという。

■一瞬だからこそぞっとする体験談、そうしたエピソードが集まる理由は?
ささやかながらも肝が冷える体験談に、Twitterユーザーからは「ぞわっとしました」という恐怖の感想や、「本当にいたような気がしなくもない」「生きてる人間だとしても怖い」と、実在の人間の仕業でも恐ろしいというコメントが寄せられていた。

みつつぐさんに寄せられる不思議な体験談は、今回の話のように些細な異変だけで全貌がほとんどつかめないパターンも少なくない。

みつつぐさんは「いつもは見ないけどたまたま一瞬の怪異を見てしまった人がみなさん言う事なのですが、今回の様に『ずっと同じ場所に違和感を感じていて、ある日前触れもなく唐突に本体を見てしまう』な流れが多いような気がします。じわじわ感覚が近づいていくのですかね。でも、みなさん普段は普通の生活をしていてそちらの可能性を直結して考えないので『見間違いかな?』で流しちゃう場合が多いみたいですね」と、そうした形になる理由を語ってくれた。


取材協力:みつつぐ(@mitutugu)

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