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キャンプ場徹底解剖!「根の上高原 保古の湖キャンプ場」(岐阜県恵那市)|名古屋から約90分の好アクセス!直火もOKな林間キャンプ場

  • 2022年5月27日
  • Walkerplus

標高約900メートルの根の上高原に位置する「根の上高原 保古の湖キャンプ場」(岐阜県恵那市)。名古屋市内からは車で約90分という好アクセスながら雄大な自然が残り、全サイトで直火OKという自由度の高さが人気のキャンプ場だ。そんな同施設をライターが現地取材!その全貌を紹介する。

■【ロケーション】名古屋市内からのアクセス良好!豊かな自然を有するキャンプ場
岐阜県恵那市と中津川市にまたがる根の上高原は、名古屋市内から中央自動車道を経由し約90分の距離。1952年に整備された同施設は総面積およそ4万7000平方メートルという広大な敷地を有し、すぐ隣には豊かな水をたたえる保古の湖がある。また「国民宿舎 恵那山荘」と、2022年4月にオープンしたグランピング施設「根の上アウトドアパーク恵那 Hoko.Glamping」も隣接。一帯は県立の自然公園に指定されており、古くから「東海の軽井沢」と呼ばれ親しまれてきたそう。

■【キャンプサイト】全サイト直火OK!自由度の高いキャンプができる
キャンプサイトは木々に囲まれた林間サイトで、地面は砂利が混じった土だ。前述の通り全サイトで直火が許可されており、ハンモックも自由に設置OK。サイトは自然の地形を活かしながら、AからDまでの4つのエリアに区分されている。

A、C、Dのキャンプサイトは“大”と“小”という2種類のサイズがあり、予約時に選択できる。共にソロキャンプなら十分な面積だが、人数が多い場合はあらかじめ2サイトを借りられるプランを選んでおくのもいいだろう。

駐車スペースは各サイトのすぐ横に1台分用意されている。場所によっては狭い道を通ることになるので、運転の際は注意しよう。なお、車の台数が増えた場合は管理棟横の駐車場が無料で利用できる。

それでは、各サイトを紹介していこう。Aサイトはエリアの中心にBBQハウスと水場があり、利便性の高さから子供連れのファミリーに人気があるそう。面積は大が1区画約5メートル×7.5メートル、小は約4.5メートル×6メートルだ。中でもA2とA3はAC電源付き。さらに、A10とA11の2サイトを連結することで、キャピングカーサイトとしても利用できる。その場合、電源はドラムコードで提供可能とのこと。

Bサイトは、ツツジ科の落葉樹・シロヤシオが自生する渓谷沿いにある。1区画が約4.5メートル×6メートルで、キャンプサイトは全部で5区画とAからDまでのエリアで一番規模が小さい。全区画が1カ所にまとまって並んでおり、Bサイト全体でプライベート感があるため、団体が全区画を貸し切って使用することも多いそう。

Cサイトはサイト間の間隔が比較的広めに取ってあるので、ファミリーやカップルに好評だ。広さは大が約5.5メートル×7メートル、小が約4.5メートル×6メートル。Cサイトの中でも、C15から18までは保古の湖を望める湖畔サイトになる。特にC15とC16は湖のすぐ横というロケーションから人気が高いのだとか。

Dサイトは管理棟や湖からは多少距離があるが、鬱蒼とした林に囲まれており、各区画に若干の高低差があるため周囲の目も気になりにくい。そのため、特にソロキャンパーやキャンプ上級者が好んで利用するそう。広さは大が約4メートル×7メートル、小が約5メートル×6メートルだ。

また、敷地内にはバンガローが全9棟ある。6畳タイプと5.5畳タイプの2種類あり、室内にあるのはAC電源1口と照明のみ。テントを設営する手間を省きながらアウトドアを楽しみたい場合は、バンガローをチョイスするのもよさそうだ。

■【各種設備】最低限の設備がそろい、入浴施設の利用も可能!
管理棟はキャンプ場の入り口から少し上った場所にあり、受付もここで行う。チェックインは13時から、チェックアウトは11時まで。管理棟の横には子供が楽しめそうな無料のボルダリングコーナーもある。なお、管理棟に管理人が不在の時は「国民宿舎 恵那山荘」でチェックイン業務などを行っている。

管理棟では、テント(4人用1張3300円)をはじめとするキャンプ用品や、バーベキューコンロ(1台1100円)などの各種調理器具のレンタル、薪(1束550円)などの販売もある。

管理棟の向かい側には、24時間利用可能な温水コインシャワー(5分100円)が3室ある。また、9時から11時、14時から16時、18時から20時までの間は「国民宿舎 恵那山荘」の大浴場を利用することもできるので、キャンプでも湯船に浸かりたい派にはうれしい限り。入浴券(大人1人550円、小学生1人330円、幼児1人220円)は管理棟で販売。なおチェックアウト後でも、11時から13時までの間は入浴可能だ。

トイレと水場は敷地内に4カ所ずつ設置されている。設備は新しいというわけではないものの、点検・整備が随時行われ、清潔に保たれている。

■【おすすめポイント】レイクアクティビティと大自然を満喫
環境に配慮しながら最低限の設備が整えられ、より自然に近い形でキャンプできるのがこのキャンプ場の魅力。隣接する保古の湖ではレンタルボート(60分800円)やスワンボート(30分1000円)、魚釣り(1人500円)などのレイクアクティビティを楽しむこともできる。ありのままの自然をとことん満喫したい人にぜひおすすめしたいキャンプ場だ。


取材・文=前田智恵美/写真=古川寛二


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