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キャンプ場徹底解剖!「美里の森キャンプ場 ガーデンプレイス」(熊本県下益城郡美里町)|ダム湖に面した好ロケーション!施設充実の快適キャンプ場

  • 2022年4月27日
  • Walkerplus

熊本県中央部に位置する美里町。町内を流れる緑川に代表される自然豊かなエリアで、3333段を有する日本一の石段、43基もの石橋が残る町としても知られる。そんな里山にて、ここ1年ほどで人気を集めているのが「美里の森キャンプ場 ガーデンプレイス」。

2021年4月に指定管理者が変わり、施設名も「美里町ガーデンプレイス・家族村」から改名。結果、キャンプ場として認知が広まり、利用者の数が大幅にアップ!リピーターも続々の話題のキャンプ場の全貌を徹底紹介。

■【オートキャンプサイト】12メートル×12メートル程度に広さを増して、ファミリー利用にピッタリ
オートキャンプサイトは緑川ダムを目の前に望む開放感が魅力。2021年4月のリニューアル以前からオートキャンプサイトは備えていたが、1区画がそこまで広くなく、昨今増えている大型のテントを設営するとギリギリだった。そこでサイトの数を減らし、その分1区画を12メートル×12メートル程度の広さを確保できるようにマイナーチェンジ。1区画の人数制限はなく、テント、タープともにいくつ張ってもOK。ただし、区画割りはしっかりされているので、隣の区画に干渉しないようにしよう。それぞれのサイトに木々が植裁されており、時間帯によっては木陰ができるのもポイントだ。

オートキャンプサイトは場内の最下部に位置し、トイレや炊事棟は階段を登った一段高い場所「子供の広場」にある。水汲みなど重たいものを持って何度も行き来するのは大変なので、多めに水を汲んで車で運ぶなどするのがおすすめだ。

「子供の広場」にはすべり台やブランコといった遊具があり、小さな子供の遊び場としては十分。トイレも2022年4月に改修工事が完了し、男女ともにすべて洋式水洗に。より快適にオートキャンプが楽しめるようになった。

■【フリーサイト】テント1張り1100円!最大テント12張りまでの広々サイト
管理棟やシャワー室、五右衛門風呂、バーベキューハウスといった共用施設からもほど近く、ダム湖畔に整備されたフリーサイト。こちらは区画割りされておらず、自由にテントを設営OK。最大12張りを設営できるようにしているが、サイトは広いので、ほかの利用者との距離はしっかり確保できる。テント1張り1100円、タープ1張り600円とリーズナブルで、ソロ利用やグループキャンプにピッタリ。車の乗り入れは不可だが、荷物の積み下ろしができるキャンプファイヤースペースから遊歩道が整備され、備え付けのリヤカーで移動できるので、楽ちんだ。

■【フォレストロッジ・デラックス】貸別荘のように利用でき、快適さはピカイチ!
フォレストロッジ・デラックスはロフト付きの10名用、2段ベッドが並ぶ8名用の2タイプがあり、それぞれ4棟ずつを用意。リビングスペースはもちろん、キッチン、ユニットバス、さらにエアコン、寝具、炊飯器、冷蔵庫まで完備し、自宅とほぼ変わらない設備の充実ぶり。

各ロッジに屋根付きテラスがあり、バーベキューセットも準備されているというから至れり尽くせりだ。車もロッジのすぐ横に1台駐車できる。

■【フォレストロッジ・スタンダード】設備をシンプルに、料金はリーズナブルに!
定員6名のフォレストロッジ・スタンダード。エアコン、寝具、洗面台、カセットコンロと最低限の設備を備えており、シャワー、トイレ、キッチンは共用施設を利用する。ロフトが小さめの三角屋根タイプ、ロフト広めの丸屋根タイプの2つの種類があり、価格はすべて同じ。

■【フォレストバンガロー】テント設営の手間なく、アウトドア体験を
山の斜面に建っているフォレストバンガロー。あるのは照明、AC電源、毛布のみ。ログハウスタイプと山小屋タイプがあり、ともに定員は4名まで。トイレやシャワー、キッチンはもちろん、寝具もないが、テントを設営する手間がなく、ベテランキャンパーが最低限の荷物だけを持参し、あえてフォレストバンガローを利用することも多いそう。バンガロー前のスペースは自由に利用でき、BBQコンロや焚き火台などを持参して、静かな夜を過ごすのにも良さそう。

■【共用施設】バーベキューハウス、五右衛門風呂、シャワー棟はシーンに合わせて利用しよう
共用施設が充実しているのも「美里の森キャンプ場 ガーデンプレイス」の魅力の一つ。なかでもフォレストロッジ・スタンダードのすぐ近くにあるバーベキューハウスはさまざまなシーンで重宝しそう。全天候型の屋根付きで、テーブルにコンロを置いてバーベキューが楽しめる。利用時間は9:00〜18:00で、日帰り利用もOK。バーベキューをする場合は2時間2200円(台・網・火ばさみ、着火剤・木炭込み)で、弁当持参などバーベキュー以外の利用は1時間550円。

さらに、バーベキューハウスのテラスにはピザ窯も備えており、バーベキュー以外の楽しみも。生地から手作りする本格的なスタイルをはじめ、チルドタイプのピザで手軽に体験することもできる。ピザ窯の利用は2時間2750円。

五右衛門風呂体験は家族連れのグループキャンプなどで好評。全2室あり、各室1日1組の貸切利用となっている。15:00〜21:00が利用時間となっており、時間内であればいつでも利用OK。何人入浴しても1室あたり2200円。シャンプーや石鹸の備え付けはないので、要持参。2日前までに予約が必要だ。

■【管理棟など】販売品、無料レンタル品も充実!
管理棟は受付、売店を兼ねており、キャンプ場に到着したら最初にチェックイン。売店ではカセットコンロ用のガスボンベ、軽食、ライターをはじめ、ビールや水といったドリンク類も販売。バーベキュー用のお肉セット(3600円〜)も事前予約で用意している。

注目なのが、管理棟のそばにあるレンタルスペース。室内に飯ごう、やかん、鍋、ザル、お玉、まな板、炊飯器、バーベキュー用の網、食器類などが並び、すべて無料でレンタルできるというから驚きだ。ほぼ、このレンタル品でまかなえるほどの充実ぶり。安全面の観点から包丁だけは置いていない。

徒歩圏内には樹上の大冒険で人気の「フォレストアドベンチャー・美里」もあり、家族連れ、グループキャンプなどの楽しみの一つになりそう。

2022年4月末からはシャワー棟の近くにAC電源付きオートキャンプサイトも新たにオープン。リニューアルオープンから1年を経て、ますます快適に利用できるキャンプ場を目指す「美里の森キャンプ場 ガーデンプレイス」。開放的なロケーションと充実の設備で、気軽にアウトドア体験を楽しんでみよう。

■【早見表】施設の基本情報

取材・文=諫山力(knot)
撮影=前田耕司(Ushiro)

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