
どこからか視線を感じる…そんな感覚を味わったことがある人は多いのではないか。そんな「視線を感じる」ホラー漫画が今、話題を集めている。
Twitterでバズったのは、「想定外」「予測不能」なショートホラー漫画をSNSに投稿して話題を集め、Twitterに10.7万人以上ものフォロワーがいる漫画家・誰でもない(@daredemonaidare)さん。本作『視線』は、3月21日にSNSでアップされるとおよそ1日で3000以上のいいねを集めた作品だ。
本ストーリーは、怪談話収集が趣味の葉子が「視線を感じる」ところから始まる。いつもの女子会メンバーでホラードラマを楽しんでいると、ドラマの主人公が「奴だ、奴が近くにいるぞ」と呟く。「ほらー!!この中の誰かだって!」「え~!?うそ~」と、ドラマの展開を巡って盛り上がる桜良と香恋。しかし、その2人を脇目に注意深く家の中を視線で捜索する葉子。
「視線」が気になる葉子は、自分の違和感を確かめるべく、玄関、カーテンの裏といった風に室内の怪しい箇所を探るが、視線の主はどこにもいない。諦めてこたつに戻り、横になった瞬間――。
天井に浮かぶ“視線の主”と目が合う葉子。あまりのことにびっくりして起き上がるが、もうその主は消えていた。「…消えた ただの浮遊霊か」とひとり納得する葉子。
ホッとしながらも、思わぬところで大好きな“恐怖体験”をし、怪談収集が趣味の葉子は笑みを浮かべるのだった。
漫画を読んだユーザーからは「もしかしてこれは私たちの視点ということかもしれないと思いました」「最後のコマは、今度は後ろからジッと見ている…という解釈でよろしいでしょうか…?」と考察の声が相次いだ。
もしあなたが視線を感じることがあったら、天井まで確認してみると未知との出会いがあるかもしれない。
取材協力:誰でもない(@daredemonaidare)