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4ルールで家じゅうスッキリ!人気YouTuberの“スキマをうめる”収納テク

  • 2022年3月29日
  • Walkerplus

100円ショップや無印良品、ニトリなどのアイテムを上手く活用した整理収納術を発信している森の家さんは、チャンネル登録者数33.8万人の人気YouTuber。これまで200本を超える動画をアップするなかで蓄積してきた整理収納の手順や収納アイデアをまとめた書籍「スキマをうめる収納ルール」から、すぐに実践できる収納のコツを教えてもらった。

■日々の暮らしにストレスを感じた時が、収納を見直すタイミング
――片付けが苦手な人は「どこから手を付ければいいのか分からない」という人が多いと思いますが、どのように収納の見直しを行えばいいでしょうか?

私は7つのステップで見直しをしています。まずは現状の問題点を洗い出すところからスタート。「モノがすぐに見つからない」「取り出しにくい」など、ストレスを感じているポイントを明確にすることが大切です。次に、解決方法を考えます。どうやって収納したらストレスがなくなるのかを考えたら、収納場所のサイズを計測し、必要な収納アイテムを揃えていきましょう。それから、中に入っていたモノをすべて取り出して並べてみます。ここで、「使う」「使わない」「移動する」に分類をして整理しましょう。整理ができたら「使う」「移動する」と決めたモノたちを、新しい収納アイテムの中に収めていきます。

実は、私も収納が苦手でした。片付けているつもりでも、部屋はモノだらけ。そんな私ですが、結婚し、今の家に引っ越し、夢だったネコとの暮らしを実現したことで、「ネコに快適な家を作りたい」と一念発起して収納の勉強を始めたのです。部屋を整えておくと、こまごまとした家事のストレスが減ったり、人もネコも安心してリラックスできたり、といいことがたくさん。毎日の暮らしが楽しくなりますよ。

■収納を整えると、家事の効率やスピードもアップ
――スッキリと片付いたものの、どこにしまい込んだのか分からなくなってしまうことも。使いやすく、分かりやすく、収納するコツはありますか?

私が意識している4つの収納ルールのうち、「浮かす」収納と「立てる」収納が役立つと思います。

まず、「浮かす」収納。これは、主に水を使うキッチンや洗面台、バスルームで採用しています。空中に掛けたり、壁面に吊るしたりすることで出し入れがしやすく、使い勝手がとてもいいですよ。さらに、空間を有効活用した省スペースの実現、収納しておくだけで水気がたまらずヌメリを回避、しかも掃除がしやすくなるというメリットがあります。

続いて、「立てる」収納。薄いモノや細いモノが密集する場所に向いています。例えば、お皿や鍋、カトラリーなどをこの方法で収納すると、整理されつつ取り出しやすい状態にすることができます。立てておけば、上や横から中身が一目瞭然。常に量やバランスがチェックできるので、買いすぎや、逆にストック切れを防ぐことにも繋がります。洋服なども重ねるのではなく「立てる」収納がおすすめですよ。

■スッキリと見せるために気を付けたいこと
――整理されているはずなのに、パッと見た印象が何だかごちゃごちゃしてしまうケースがあります。森の家さんはどのように解決していますか?

そんな時は、4つの収納ルールのうち残りの2つ、「隠す」収納と「なじませる」収納を試してみてください。

「隠す」収納は、生活感が出てしまうものやどうしても煩雑になってしまうケーブル類の整理にピッタリです。引き出しやカゴ、ボックスなどに入れて、普段の生活では目に入らないようにすることで、空間全体がスッキリします。ただ、乱雑に入れてしまうと取り出しにくくなるので、仕分けケースなどを上手く活用してください。

「なじませる」収納とは、部屋のメインカラーに合わせて収納アイテムを用意することで、風景に溶け込ませるテクニックです。部屋の壁や扉など、面積の大きい色に合わせてメインカラーを決めましょう。部屋全体で使う色は、多くても3色以内に絞ること。色が統一されているだけで、スッキリと洗練された印象に仕上がりますよ。また、色や幅をそろえた収納アイテムをスキマなく並べると、より整然とした空間になります。中身が見えない場合は、シンプルなデザインのラベルを貼っておくと分かりやすいですね。

本の中では、収納の考え方から我が家の収納実例まで、詳しく紹介しています。冷蔵庫やクローゼットの中まですべて撮影し、ひとつひとつポイントを解説しました。片付けられないと悩んでいる人、収納を見直したい人にとってのヒントとなればうれしいです。

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