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吉本新喜劇・間寛平GM、ひとりひとりに電話で座員を激励「ムチャしても面白いことせえよ」

  • 2022年3月9日
  • Walkerplus

吉本新喜劇のGM(ゼネラルマネージャー)に就任した間寛平が2022年2月28日、吉本興業大阪本社で「第一回吉本新喜劇月例会見」を実施。司会として西川忠志、新喜劇座員の曽麻綾(そうまあや)も出席した。

■若手に活躍する場を新設「吉本新喜劇セカンドシアター」
間寛平GMは若手育成の場として「吉本新喜劇セカンドシアター」を新設すると発表。なんばグランド花月地下の「YES THEATER」を拠点として、4月8日(金)から隔週末に公演する。

現在、吉本新喜劇はなんばグランド花月、京都・よしもと祇園花月で通常公演を開催。109名いる座員を全員活躍させることが難しいと語る間GMだが、チャンスを与えたいとも話している。「セカンドシアターで鍛えて、やっていけるとなったら『よしもと祇園花月』『グランド花月』と頑張っていってほしい」と話し、ファンと一緒に育てていきたいという心中も明かした。

さらに、こけら落とし公演である4月8日(金)~10日(日)は間寛平GM自らも出演が決定。9日、10日はオープン記念公演として、新喜劇座員が1組2分間のネタを披露するライブ「寛平GM杯争奪 ネタバトル」も開催される。

寛平はGMに就任してから座員ひとりひとりに電話でコミュニケーションをとっていることを明かし、若手の「舞台に出れない」という声を吸い上げる形で今回の新設を決定。寛平は「(M-1グランプリの)錦鯉なんか見てると、やっぱりおもろいやつの勝ちやなって思いますね。新喜劇の中でも埋もれてるのがたくさんおると思うんです。だから『ムチャしてもいいから面白いことせえよ』と言ってます」と激励しているのだと語った。

■明石家さんま、ダウンタウンも登場「伝説の一日」
創業110周年を迎える吉本興業は4月2日(土)、3日(日)になんばグランド花月で特別公演「伝説の一日」開催決定。2012年の創業100年周年記念として開催した際は、ベテランから若手まで208組277名の芸人が登場して盛り上げた。今回も人気公演「さんまの駐在さん」やダウンタウンが登場するコーナーも決定している。

間寛平も新喜劇として参加が発表され、109人いる座員を2日間に分けて全員出演させることが明かされた。また、なんばグランド花月以外にも、オンライン配信や常設・拠点劇場でのライブビューイングも実施されるとのこと。

■子ども限定から年齢無制限にリニューアル「すんの会!」
昨年5月に発足した吉本新喜劇のファンクラブ「すんの会!」が、4月1日(金)からリニューアル。今までは小学生限定だったが、幅広い年齢層の方からの入会希望に応える形で、誰でも参加できるものに。

8月にはリニューアルを記念したイベント「みんなで作ろう新喜劇」も開催が決定。舞台出演だけでなく、職人に教わりながら小道具、衣装などの制作や、本番での音響ミキサーを担当できる企画となっている。寛平は「ぜひ参加して8月の暑さをぶっ飛ばしてほしいですね」と話している。

また、「すんの会!」紹介時には座員の曽麻綾が登壇。日本語で紹介した後に英語、中国語、フランス語でも紹介。カナダ出身で4か国語を操る曽麻は、吉本新喜劇に入団したときは日本語を話せなかったのだという。現在でも日本語の勉強中だという曽麻は「またおぼつかないですけど」と話すと、寛平は「『おぼつかない』って言葉知ってんの。俺よりしっかりしてるやん」と驚かせた。

会見終了時には間寛平はギャグの「アヘアヘウヒハ」で締め括ると、曽麻が「よろしくって言ってます」と通訳し笑いを誘った。

取材・文=さくらいけんたろう

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