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【漫画】奇跡は日常に潜む!?洗濯カゴから顔を出す猫のコタツが見せたレアな瞬間!

  • 2022年2月25日
  • Walkerplus

猫のコタツや妻のイクヨはん、亀のヨシオ、金魚のキンちゃんと仲良く暮らしている大塚くんは、漫画やイラストを描いたりしている“猫バカおじさん”――。「猫のコタツと大塚くん」は、温かい家族の日常を描いたエッセイ漫画だ。

ギスギスしがちなこんな時世にこそより光る、“ゆるゆる”なタッチとストーリーの持つぬくもりに心がなごむ。そんな魅力いっぱいの同作から、猫との何気ない日常の中で“奇跡の瞬間”に気付いたエピソードをピックアップ。作者の大塚さんに、漫画の背景にある思いやコタツの様子を聞いてみた。

―― 今回は、日々の暮らしをユニークな目線で楽しむ“猫バカおじさん”らしい発見の話ですね。このエピソードを漫画にした理由は?

【大塚さん】人からしてみれば、本当に大したことのない出来事だと思うのですが…(笑)。僕にとってはとても感動した大事件だったんです。とにかく、ときめいてしまって!早く誰かに伝えたいと思い、はりきって描きました(笑)。


―― 10年越しで発見したとのことですが、それまでまったく気付かなかったんですか?

【大塚さん】コタツは洗濯カゴが気に入っているようで、時々中に入って僕の方をジッと見つめていました。でも、今回漫画に描いたような“奇跡の瞬間”にたどり着くまでには、洗濯カゴ自体の角度や光の加減、洗濯物の入り方、そして僕が見るタイミングなど数々の条件が揃う必要があり、なかなか気が付かなくて…。発見まで10年もかかってしまいましたね(笑)。

―― コタツはなぜこの場所を気に入っているのでしょうか?

【大塚さん】確かな理由はわかりませんが、猫にとって“高所は見晴らしがよくて外敵に見つかりにくく、獲物を探しやすい場所である”ということ、加えて“猫は狭い場所を好む”という習性にゆえんするのでしょうか。実際、この洗濯カゴは棚の1番高い所にあって、もちろん中も狭いので、コタツが気に入っているのにもそんな本能的な理由があるのかもしれないです。

あとは、洗濯カゴに入った衣服に付いた、妻のイクヨはんの匂いに包まれる場所だという点も気に入っている大きな理由だと思っています。コタツはイクヨはんが大好きなので。とはいえ、いつもそこにいるわけではないので、やっぱり気まぐれかな…(笑)。

―― その後、今回のような“奇跡の瞬間”は見られましたか?

【大塚さん】うーん、完璧な状態にはなかなか遭遇しないですね。洗濯カゴは毎日使っているので、あまり意識せずに適当に置いてしまいますし。コタツも気まぐれなので、入ってほしいと思っても入ってくれないんです(笑)。なので漫画に描いたような状態はなかなか見られないのですが、洗濯カゴと並んでいる姿の写真がどうにか撮れましたのでぜひ見てください!

―― かわいいですね!コタツは室内飼いですが、家の中でコタツの居場所を探すのに苦労することは多いですか?

【大塚さん】多いですよ!最近引っ越しをした影響で、探すのに結構苦戦することがあります。そうでなくても季節や室温、日光の当たり方などによって、コタツの居場所が変わってきますし。

それ以外にも、急にコタツの“マイブームなスポット”が突然出現して、そこが想定外な場所だったということもあります。なので、「どこ行った⁉︎」と不安で半泣きになりながら家中捜す羽目になることも時々…。宣伝になりますが、この漫画の第21話でそんなエピソードを描いているので、読んでいただけたらうれしいです(笑)。

―― ありがとうございました。

気まぐれなコタツに時に翻弄されながら(!?)、猫と暮らす何気ない毎日を楽しんでいる“大塚くん”。日々を楽しむ目線さえあれば、日常に潜む“奇跡の瞬間”は今日もどこかで見つけられるかもしれない。


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