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今江大地(関西ジャニーズJr.)が大阪松竹座で初主演!

  • 2021年12月5日
  • Walkerplus

2019年に上演した『大阪環状線 ~君の歌声が聴きたくて1985~ 天王寺駅編』に続き、『大阪環状線』シリーズ第2弾が登場。もとはJR大阪環状線の一駅ごとを舞台に、1話完結で放映された関西テレビ制作のオムニバスドラマシリーズだ。ドラマでは駅周辺の街の空気を背景に、恋愛、友情、家族愛などを盛り込んで展開、心温まる人間ドラマをそのままに舞台化された。

今回の『大阪環状線 大正駅編 ~愛のエイサー プロポーズ大作戦』は、人情にあふれ、リトル沖縄とも呼ばれる大阪の街・大正が舞台。ある高校で廃部寸前の吹奏楽部を救うために奮闘する若者たちを描く。

主演は舞台出演が続く関西ジャニーズJr.の今江大地。「大正駅は京セラドームの最寄り駅なので、コンサートのステージに立つ時に行ったことがあります」と語り、今回初めて大阪松竹座で主演する。共演は阿部純子、初の外部出演となるAmBitious/関西ジャニーズJr.の小柴陸。そして小川菜摘。演出の木村弥寿彦と出演者4人が取材会を開催、音楽シーンなどの見どころや意気込みを語った。

【あらすじ】
大正駅前で音楽教師の亮太が幼馴染の美咲を待っている。顧問を勤める吹奏楽部が廃部の危機に直面、存続の道を模索する亮太はクリスマスコンサートを盛り上げるため、東京で人気女優となった美咲にゲスト出演を頼もうとしていた。そして目的はもうひとつ。IT社長との婚約を発表したばかりの美咲に、秘める思いを伝えたいと…。

【大阪松竹座への思い】
今江「僕は中学生の頃から大阪松竹座に出演させていただいていて、そのステージの真ん中に立てるのはすごくうれしいことです。精一杯楽しみたいと思っています」

阿部「私はこの公演が初舞台ですが、大阪松竹座にはいつもお客さんとしてうかがっていたので、今回はステージからどんな風景が見えるのか、ドキドキする気持ちと共に身が引き締まる思いです」

小川「私は前作の『天王寺駅編』を観ていて、とても楽しい舞台で『あぁ、いいなぁ』と思っていたら、まさかのお声をかけていただき、松竹座も久しぶりに立たせていただくので、とても楽しみにしています」

小柴「こういう会見は初めてすぎて、めっちゃ緊張してるんですけど。僕はずっと大阪松竹座の舞台に立たせていただいて、いつもはジャニーズのコンサートやお芝居で、ジャニーズ以外の舞台を松竹座で初めてやらせていただけるということで…」 

緊張しすぎて言葉に詰まり、自分へのエールを込めて「一発ギャグやります!」と披露。会場、爆笑&拍手。

阿部は「陸くんは本当に明るくて、すごくムードメーカー的な存在です」と語る。

【役柄と意気込み】
今江:新垣亮太(あらがきりょうた) 高校の音楽教師で吹奏楽部顧問
「自分の幸せより他人の幸せを優先してしまうので、自分の思いをあまり口にできない人。でも、周囲の人たちのおかげで自分の思いを口にすることが大切だと知っていく。だから、自分の思いをなかなか言いづらい人もいると思うけど、自分の思いを伝える大切さをしっかり伝えていきたいです。経験は浅いですが、これまでの舞台でわかったのは、舞台は1人じゃなくてキャストの方々全員とスタッフさんの力で、ひとつのものを作り上げるということ。皆さんと一緒に協力して、すばらしい舞台を作っていきたいと思います」

阿部:北畠美咲 亮太の幼馴染「女優として久しぶりに帰って来た故郷の町、大正駅に戻って来て幼馴染や家族との生活に触れ、自分の気持ちと向き合っていく役です。今江さんの高校教師姿はもちろん、エイサーを披露させていただく部分や大阪の高校生の方々が演奏協力してくださったクリスマスコンサートのシーンなどにも注目していただけたらと思っています」

小川:新垣麗(うらら) 亮太の母「私は東京の出身なので、もし関西弁を変なイントネーションでしゃべったらお芝居を壊してしまうと思い、東京出身で大阪に嫁いで来て沖縄料理店をしているという設定にしていただきました(笑)。とても明るいお母さんです。この作品は、親子や兄弟、友達など人と人とのつながりがとても温かく描かれているので、お芝居を観終わったあとに、お客さんが大事な人と会いたいなと思ってくれるようなお芝居になるんじゃないかと思っています。以前舞台で共演させてもらった、なにわ男子の藤原丈一郎くんからメールが来まして、2人をよろしく、と。私も2人息子がいますので、ビシビシと可愛がってあげようかなと思っております(笑)」

小柴:島田空晴(しまだたかはる) 吹奏楽部部員「僕の演じる空晴は、すっごく内気な性格で、思っていることを周りに言ったら自分がどう見られるかとか考えて、思ってること全然言えない人で。そこも魅力だけど、それを勇気を振り絞って言ったら何かが変わる。そんな感じの役です。僕はこのカンパニーの中で一番年下なんですが、一番年下なりにできることをできる限りやっていこうと思っています。この出演が決まった時に、前作の『天王寺駅編』で主演だった室龍太君に電話して『環状線に出るんです』と言ったら『頑張りや』と言ってもらえたので、頑張ります!」

【教員免許を持つ今江が教師役】
本作で音楽教師を演じる今江だが、実際に体育教師の教員免許を持っている。共演の阿部は「今江さんの教師姿は、こんな先生がいたら生徒から愛されるだろうなって思うような先生です」と語る。

今江「教育実習で母校の中学校にも行き、指導もしました。今回、生徒たちに指導するシーンもあるんですが、その生徒さんたちとの距離感は、自分の中になんとなくあるなと思っています。ただそれをあまり意識するのではなく、キャストの生徒の方たちと触れ合った時に、何かつかめるものがあればいいなと思っています」

【大阪弁のセリフ】
今江「大阪弁のセリフは初めてです。舞台の台本はいつも標準語でしたが今回は関西弁で書かれていて、読んだ時に不思議な感じで違和感がありました。ただ、演出の木村さんが『言いやすいように関西弁で書かれているんやから、語尾とか言いやすいように変えてくれていいよ』と言ってくださったので、自分の言いやすいようにしゃべろうと思います」

【演出家の語る見どころ その1】
関西テレビで2016年から始まった深夜の連続ドラマ『大阪環状線 ひと駅ごとの愛物語』。好評で約40本のドラマを手掛けた木村弥寿彦が、初舞台化の前作に続き演出を担う。

「今回の大正駅編はドラマでやったものとはまったく違うお話で、内容も前作以上にグッと新しく、楽しめる舞台になると思います。基本的には青春ものと恋愛ものを入れて家族を含んだ町の物語にしようと、話を作ってからキャスティングしました。今、音楽やダンスが入ってセリフもミュージカル仕立てになってきています。振付をしているうちに、小柴さんも踊りがうまくて、見ていて楽しくなったので、どんどん踊りが増えて増えて(笑)。今江さんの歌もかなり美声でびっくりしましたし、阿部さんもエイサーを歌うし、お芝居以外の部分が膨らんできて、ちょっとミュージカル作品みたいなところもこの舞台の見どころのひとつかなと思っております」

【ミュージカル仕立ての舞台】
今江「歌を歌うのは好きで、踊りも自分では得意だと思っています。先日『ドッグファイト』で初めてミュージカルに出演した時、自由に楽しく歌っていいということを学んだので、今回の作品で何カ所かある歌のシーンも自分らしく楽しく歌いたいなと思っています」

阿部「私はずっとミュージカルに出てみたいって思うほど、ミュージカルが大好きでした。沖縄の民謡も歌わせていただくことになっているのですが、歌もダンスも初めてなので緊張しています。お2人に教えていただいて頑張ろうと思っています」

小柴「今ジャニーズで踊ってるダンスとはまったく違って、社交ダンスみたいなこともやったりしています。社交ダンス、難しいです」

【演出家の語る見どころ その2】
物語のクライマックスは、たった5名の部員しかいない吹奏楽部が廃部のピンチを救うべく開催するクリスマスコンサート。「助っ人を呼ぶという展開で、日本でも強豪校の箕面自由学園さんの吹奏楽部にご協力をいただきました。サプライズ的な感じでリモート出演して、音楽を一斉に合わせるというところがあります。吹奏楽部にエイサーがコラボしていくところがクライマックスの見どころになると思います」

【楽器演奏も頑張る】
今江「音楽教師としてクリスマスコンサートのところでトランペットを生演奏します。トランペットは2年前ぐらいに経験したんですが、1人でソロを吹くので怖くて。実家にトランペットがあるので、動画を見て指の練習をしていました」

小柴「僕は、トランペットとサックスを今頑張っているんですけど、どちらも吹いたことがなくて、苦戦しています。家にトランペットが届いたので吹いてみたらすっごい音がデカくて、吹けなかったんですよね。音を出すのがまず難しいと聞いていたので、思いっきり自分の思ったように吹いてみたら、音は出て。ドレミファソラシドも全然わからなかったんですけど、トランペットの先生に教えてもらってチューリップとカエルの歌は吹けるようになりました。頑張ります!」

【今江の今後は】
「ステージに立つこと自体、すごく楽しいし、舞台はお客さんの胎動というか、生の舞台だからこそわかるお客さんの感覚があって、それがあるから舞台に立ち続けたいなと今思っています。僕の良さは自分ではあんまりよくわかってないですけど、今江大地がやってよかったなって言ってもらえるように作っていきたい。今後は、まだまだ経験が出来てないのでいろいろな舞台に立ちたいです。でも先日、『ドッグファイト』のミュージカルに出て、ミュージカルってすごく楽しいし『踊りがすごくうまいね』って言ってもらえたので、またミュージカルには挑戦したいです」

【お客様へのメッセージ】
今江「観劇に来られた方の心がホッとあったかくなるようなストーリーなので、是非、ホッとしたい方は観に来てください」

阿部「今江さんに引っ張られて私も頑張ります。すごくいいチームワークの中で舞台を作り上げていこうと思っていますので、皆さん、是非楽しみにしていてください」

小川「とても寒い時期の公演ですが、観たあとに本当に心がホッコリあったかくなるような舞台です。私たちが楽しんで演じれば、お客さんにも必ず楽しさが通じると思いますので、みんなでチームワークをそろえて頑張っていきたいと思います」

小柴「恋愛、青春、家族、すべての愛が詰まった舞台ですので、観に来てください!」

●STAGE
「大阪環状線 大正駅編 ~愛のエイサー プロポーズ大作戦~」

期間:12/11(土)~25日(土)
会場:大阪松竹座
演出:木村弥寿彦(関西テレビ)
出演:今江大地(関西ジャニーズJr.)、阿部純子、小川菜摘、小柴陸(AmBitious/関西ジャニーズJr.)ほか  
料金:一等席(1・2階)1万円 二等席(3階)6000円
問:チケットホン松竹 電話:0570・000・489
公式HP:https://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/202112/

取材・文=高橋晴代

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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