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「沈黙の臓器」肝臓がキャラ化してTwitter上で注目 切なすぎるけど笑える変わらない笑顔に「ごめん」の声

  • 2021年11月2日
  • Walkerplus

代謝をはじめ、人間が生きる上で必要なさまざまな機能をつかさどる肝臓。「休肝日」という言葉もあるようにアルコールを分解する臓器として馴染みが深い一方、異常があってもなかなか自覚症状が出ないため「沈黙の臓器」という呼び名もある。そんな肝臓をキャラクター化した「肝臓くん」が、Twitter上で今注目を浴びている。

■変わらぬ笑顔が切なすぎ…「肝臓くん」に「ごめん」「ありがとう」の声多数
愛酒の日である8月24日から投稿を開始した謎のTwitterアカウント「肝臓くん」(@kanzou_kun)。「とある酒豪のもとで働いている心優しい存在」として、肝臓の形をデフォルメした姿に笑みを浮かべたキャラクターの画像が投稿されると、いきなり4.3万件のいいねが寄せられた。

その後、アルコール消毒をする肝臓くんや、“ペット”のアセトアルデヒドの頭をなでる肝臓くん(※アセトアルデヒドはアルコールが肝臓で分解されたときに発生する物質)など、変わらぬ笑顔で肝臓くんの日常を描いたイラストが続々と投稿され、10月現在1.4万フォロワーを集める人気のアカウントに急伸。

■「酒豪の恩師を心配して」冗談から生まれた肝臓くん コロナ禍での和みに
お休み(休肝日)は毎度のように反故にされているものの、「沈黙の臓器」の呼び名の通り、涙を流しても笑顔は崩さない痛々しいほどの健気さなど、酒好きの人には誰でも心当たりのありそうなブラックなネタの数々。「毎晩死ぬほど飲んでごめんなさい」「いつもごめんね、ありがとう」と、自身の生活習慣を重ね合わせるかのようなコメントが数多く寄せられるなど、一部のTwitterユーザーの心をわしづかみにした肝臓くん。今回はその「中の人」に、肝臓くんが生まれたきっかけを聞いた。

――「肝臓くん」が生まれたきっかけを教えてください。

「酒飲みである恩師が、よく飲んだ美味しいお酒を紹介してくれるのですが、飲酒量が凄まじい酒豪でもあるので、心配して半ば冗談で作ったキャラクターでした」

――固定ツイート投稿には4万件を超えるいいねがつきました。LINEスタンプやグッズも展開中ですが、反響はいかがですか。

「コロナ禍で何か和ませるゆるい投稿がTwitterで見れたら良いなと思い、緊急事態宣言中に趣味で描き溜めていたものを毎日予約投稿していただけなので、当初こうした反響があるとは考えていませんでした。仲間内・見知らぬ方からも応援していただき嬉しいです。こういったご時世なので、『より健康に気をつけたい』という言葉が届くときは投稿して良かったと感じます」

今後も年内は更新を継続し、来年以降も続けていけたらという肝臓くん。新型コロナウイルス感染状況の推移で、今年は忘・新年会の復活もささやかれるこの頃。肝臓くんを通して自身の“肝臓くん”をいたわってみてもいいかもしれない。

取材協力:肝臓くん(@kanzou_kun)

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