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ハンバーガーブームをアンケート調査!好きなバーガーチェーン第1位は?他業界からの参入にも注目

  • 2021年10月26日
  • Walkerplus

コロナ禍において、バリエーションの豊富さと手軽さに優れたファストフードがより一層盛り上がりを見せている昨今。中でも、代表格となるのがハンバーガーだ。マクドナルドやモスバーガーといったメジャーなハンバーガーブランドのほか、地域限定のチェーンや個人店も含めれば、実に多くのハンバーガーショップが街には溢れているだろう。
特に近年では、2021年8月にオープンした鳥貴族のチキンバーガー専門店「トリキバーガー」など、ジャンルに特化した新ブランドも続々立ち上がっている。

そこで今回は、ウォーカープラスの読者1875人を対象に、ハンバーガーに関する意識調査を実施。アンケートをもとに、みんなが好きなハンバーガーチェーン店ランキング、新業態ショップへの期待度など、ハンバーガーブームの動向を分析してみた。(※集計期間:2021年9月17日〜26日 結果のパーセンテージは小数点以下切り捨て)

■コロナ禍においても好調なファストフード業界に注目
「ハンバーガーは好きですか?」との問いに対して、86%が「好き」と回答。街には多くのハンバーガーチェーン店が乱立し、ハンバーガーはもはや国民食の一つでもあると認識してもいいだろう。

コロナ禍で外食産業が低迷しているというニュースを目にするが、ハンバーガーを含むファストフード業界においては例外で、その需要が高まっている印象を受ける。日本フードサービス協会の調査によると、2021年7月は、ファストフード業界全体の売上は前年比108.6%、コロナ以前の一昨年比でも103.9%という結果が出ている(※)。

特に、ハンバーガーを含む「洋風」というジャンルでは、五輪の自宅観戦目的によりテイクアウトやデリバリーが増え、売上は115.8%を記録している。五輪で売上が顕著に伸びている印象だが、その他の月でも、依然として自宅で手軽に食事を済ませるというムードから、7月以外でも業界の売上はコロナ前からの伸張をキープしていると見ていいだろう。

※日本ファーストフード協会加盟会員社による「外食産業市場動向調査 2021(令和3)年7月度 結果報告」 より

■圧倒的な2強がバーガー業界を牽引する勢力図
では、そんなハンバーガー業界での人気勢力図はどうなっているのだろうか。「好きなハンバーガーチェーン店は?(複数回答)」という問いについて1位が「モスバーガー」(56%)、2位が「マクドナルド」(55%)、そして、3位が「ケンタッキーフライドチキン」(22%)という上位の結果が出た。
1位と2位が圧倒的な票数を獲得する一方、「ケンタッキーフライドチキン」以下は、「ロッテリア」(13%)、「バーガーキング」(10%)、「フレッシュネスバーガー」(8%)と続く。上位3社以外は横一線であることがわかった。また、「その他」を選択した人の意見として、「ラッキーピエロ」(北海道)「淡路島バーガー」(兵庫)「佐世保バーガー」(長崎)などの、ご当地バーガーを推す声もあった。

■バーガー業界に新規参入の「トリキバーガー」、もう食べた?
これだけハンバーガー業界が盛り上がりを見せているのは、上位3社の圧倒的な認知度とブランド力によるものなのかというと、そうでもなさそうだ。当然、大手が参入していない地域もあり、その地域に特化した地元チェーンや個人店の方が、地域住民には馴染みが深い。さらに、最近では大手外食チェーンによる業界参入も見逃せない。

2021年8月には、大手居酒屋チェーン「鳥貴族」によるチキンバーガー専門店「トリキバーガー」がオープンした。9月17日〜26日までの本アンケートのタイミングで「鳥貴族の新業態『トリキバーガー』のハンバーガー、もう食べた?」という問いを出したところ、まだオープンした間もないこともあり、「食べた」と回答したのは全体の2%だった。ただ、「食べてない。でも興味ある」と回答したのが67%と、世間の関心は高いと言ってもいいだろう。
そのほか、2020年11月には「焼肉ライク」を手がけるダイニングイノベーションがテイクアウト専門店の「ブルースターバーガー」を開店。ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」のロイヤルHDは、2021年5月にファストフード専門店「ラッキーロッキーチキン」をオープンしている。

さらに、日本最古のハンバーガーチェーン店として知られるドムドムバーガーは、プレミアムバーガーを提供する新業態「TREE&TREE’S」、フレッシュネスバーガーはチーズバーガー専門店「チーズネスバーガー トゥーゴー」を打ち出している。

いずれも、このファストフード業界好調の潮流に乗らんとするべく、外食業界全体で活発な動きを見せている。消費者にとっては、バリエーションが増える分、さまざまな楽しみ方ができるようになるというのは実にありがたい。

依然、収束が見えないコロナ禍において、ハンバーガーブームはまだまだ続きそうだ。業界の新たな動きから、今後も目が離せない。

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