Instagramやブログで「カワイイ靴がなぜこんなに履きにくいのか」や「陰キャVS服屋の店員さんあるある」、「自撮りは、戦いだ。」など、日常の“あるある”漫画を配信しているシブヤツキミさん(@shibuyatsukimi)。4月にウォーカープラスで紹介した時は、「すっごくよくわかる」など共感の声が多数寄せられた。
さまざまな“あるある”を漫画にしているシブヤさんだが、最近、食べ物や飲み物を擬人化した漫画が人気を集めている。今回もシブヤさんに直撃し、擬人化漫画について聞いてみた。
■もしも、スイーツが人間だったら…
かわいいものや食べることが大好きというシブヤさん。飲食物の擬人化漫画を描こうと思ったきっかけについて、「Twitterで『オススメプリン！』という投稿がバズっていて、プリンはいいよな…人気者で…と思ったのがきっかけです。スイーツの絵を描くのも擬人化も好きなので、描いたら楽しいだろうなと思って描き始めました」と話す。
擬人化シリーズ第一弾として配信されたのは、「プリンって…ウザくね？」。地味で素朴だけど、みんなから好かれるプリンへの嫉妬心や憧れを表現した作品となっている。「愛嬌があって、無自覚だけど人気者というキャラにしました。ちなみに、『化粧水？使ってない～』というセリフは母が考えたものです(笑)。読者の方から、このシリーズで本を出してほしいとコメントをいただいた時はとても嬉しかったです」とシブヤさん。
第二弾は、シブヤさん自身も大好きだという「タピオカが好きだ。大好きだ。」。少し前までは専門店が続々とオープンし、店には行列ができるほど流行していたタピオカ。今となってはちょっと古い感じがあるところと、その黒い見た目から「黒ギャルだ！」と思いついたそう。
「擬人化したキャラクターは、読者の方々が『わかる～』となるような見た目や性格にしています。色や服装もその子(食べ物や飲み物)らしい感じにしています。ネタ収集のために、擬人化する食べ物や飲み物の作り方や成分、歴史的背景なども調べますね」
そのほか、悪女なパンケーキやメンヘラ美女のチョコミント、女子にモテモテなチョコレートなどスイーツの話や、イケメンや美少年が登場するサラダや焼肉の話も配信しているので、ぜひチェックしてほしい。
取材・文＝重藤歩美(関西ウォーカー編集部)
