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“ウーパールーパー愛”大爆発のイラストがTwitterで大人気!知られざる生体もシュールにかわいく解説

  • 2021年7月9日
  • Walkerplus

80年代に大流行した「ウーパールーパー」。どこか笑顔に見える表情とのんびりとした動きに、見れば癒やされる人も多いのではないだろうか。

そんなウーパールーパーのイラストを投稿している「人生はウーパールーパー」というアカウントが、SNSで話題になっている。描いているのは、イラストレーターのももにくすさん(@Axolotl2013)。

今回はももにくすさんに、ウーパールーパーの魅力やイラストの制作秘話を聞いた。

■ぼんやり過ごすウーパールーパーにひと目惚れ!
ウーパールーパー愛から、イラストを描き続けるももにくすさん。ウーパールーパーとの出会いは、小学生の頃に訪れた水族館だったという。

「水族館でウーパールーパーを見て、強く惹かれたことがきっかけでした。初めて見たとき、ぼんやりとした表情や、やる気のなさそうな挙動になんとも言えない魅力を感じました。泳いでいる途中で急に諦めて浮いてしまうなど、何を考えてるのか分からない動きが多く、とにかく自由気ままに生きているように見えるのが最大の魅力です」

ウーパールーパーにひと目惚れしてしまったももにくすさんは、その後とうとう自宅でも飼い始めてしまったそう。ますます愛は強くなっていき、ウーパールーパーをキャラクター化したイラストを描いたり絵本を作ったりなど、作品を作り始めた。

そしてSNSにイラストを投稿するために始めたのが、「人生はウーパールーパー」というTwitterアカウントだ。

■生活の中にあふれるウーパールーパーたち
ももにくすさんが描く作品で1番人気なのが、「実在するウーパールーパーの品種をまとめてみました」というもの。

「ウーパールーパーは有名な生き物ですが、品種や生態など細かい部分については意外とよく知られていないことに気づかされました」とももにくすさん。ペットとして人気が高いが、「聞いたことはあるけど見たことはない」という人もまだまだ少なくはない。

そのため、ももにくすさんはウーパールーパーの生態を紹介するイラストなどを投稿し、ウーパールーパーの隠された魅力やかわいさをSNSで伝えている。

また、ももにくすさんのイラストの特徴は、普通ではありえない状況のなかにウーパールーパーが存在していること。ももにくすさんは日常を過ごす中で、「こんなところにウーパールーパーがいたらおもしろいだろうな」という場面を常に探しているという。

「基本的に私がしていることは、ウーパールーパーと他のものや環境、状況を組み合わせていくという、ただそれだけの作業。その過程の中で偶然、かわいさやツッコミどころ等の魅力が生まれたらラッキー、という感覚で描いています。特にかわいさについては感覚がずれているのか、意図して『かわいく描こう』と思うと全然うまくいかないので、なるべく偶然で生まれるかわいさに委ねるようにしています」

ももにくすさんのお気に入りのイラストは、「交通系ICウーパールーパー」と「自販機のウーパールーパー」の2作品。

「私のイラストには物語などがなく単調なのですが、この2つの作品はイラストから得られる情報が多く、ストーリー性やキャラクター性も少し見えるため、比較的うまくまとまったように感じています」

■ウーパールーパーの魅力を伝え続ける
今ではたくさんのフォロワーがももにくすさんのイラストを楽しみにしているが、投稿を始めた当初は「誰がこのイラストを見るんだろう」と思っていたそうだ。

「落書きの感覚で始めたのですが、意外にも気に入ってくださる方が多くてとてもうれしいです。私のイラストを通して、たくさんの人にウーパールーパーという生き物の魅力を知ってもらえたらいいなと思います。また、いずれはウーパールーパー以外の創作活動もしていきたいと考えています」と、今後の展望を語ってくれた。

ウーパールーパーの魅力をイラストで届けるももにくすさんの勢いは加速するばかり。ウーパールーパーの人気が再燃する日も近いかもしれない。

取材・文=福井求

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