6月23日(水)に6枚目のシングル『Awesome』をリリースするNGT48。地元・新潟で開催される日本最大級のダンスフェスティバル「にいがた総おどり」とのコラボレーションとなっている表題曲についてなど、今回は初のセンターを務める2期生メンバーの小越春花(おごえはるか)に話を聞いた。
――まずは『Awesome』を初めて聞いたときの印象から教えてください。
【小越春花】自分がセンターだと聞いたときと同じタイミングだったので、最初はあまり冷静に聞けていなかったような気がします。「私がセンター？」という衝撃が強すぎて。そのあとも、今までのNGT48にはなかった新しい曲調ですし、自分がセンターで大丈夫かな？と、どんどん不安になってきちゃって。
私の性格がノリノリな感じじゃないので、この曲を表現できるかなという感じで。でも、レコーディングや振り入れ、MV撮影と進むうちに、NGT48がひとつになっているなという感じがして、一緒に盛り上がっている未来が想像できました。今はすごく前向きな気持ちで、早く皆さんの前でパフォーマンスしたいなと思っています。
――今回、小越さんは初のセンターとなりますね。
【小越春花】目指していたセンターなので、シンプルにうれしい気持ちと信じられないなという気持ちと、まだ半々です。いろんな感情が湧き上がってきています。
――先輩方からアドバイスはありましたか?
【小越春花】はい。いろいろ声をかけてもらいました。具体的にこういうときはこうしたらいいよ、と(本間)日陽さんから教えてもらったり、(中井)りかさんが私に対して思っていたことを伝えてくれたりして、すごくうれしいなって。
私は人見知りな部分があるので、楽屋などで自分からお話に行くことができないんですけど、りかさんはすごく話しかけてくださるし、親しみやすい先輩です。もっと自分から話しかけたり、いろいろ聞いてもいいんだなって思わせてもらっています。ありがたいです。
――今日は、ジャケット写真と同じ制服衣装ですね。
【小越春花】私はまだ学生なので、制服が久々という感じではないんですけど、普段の学校生活はこんなに華やかじゃないので(笑)。制服もこんなにかわいい制服じゃないですし。NGT48の活動のなかでこういう制服を着て、メンバーと一緒にワイワイと盛り上がっていると、なんか理想の高校生活だなって感じることがありました。実際の高校生活もこのくらい華やかだといいのに(笑)。
――『Awesome』は踊りの祭典「にいがた総おどり」とのコラボレーション楽曲ですが、振付はどんな感じでしょうか。
【小越春花】加入前に習っていなかったこともあって、ダンスには苦手意識があったんです。今回はセンターですし、難しかったらどうしようという感じですごく緊張していました。でも、すごく踊りやすくてホッとしました。踊りやすい振付なんですけど、だからこそ見てる方々が一緒に踊りたくなるような見せ方をしないといけないなと思っています。
今回はメンバーを2組に分けての振り入れで、私は1回目の組だったのに、それじゃまだ足りないなと思って、2回目の組とも一緒にやらせてもらったんです。 やっぱりセンターだから、誰よりもいっぱい練習しないとダメかなって。でも、すごく覚えやすい振りなので、皆さんにも恥ずかしがらずにやってほしいです。
――最後にメッセージをお願いします。
【小越春花】ずっと目指してきたセンターなので、この曲と一緒にもっと飛躍したいなと思っています。今回、センターが決まってからメンバーから温かい言葉をたくさんもらって。よりいっそうメン バーが好きになって、NGT48としてひとつになっている感じが大好きだなと思いました。その良さを今回の楽曲で伝えていけたらと思います。
取材・文=野木原晃一
