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「その瞬間だけはお姫様みたいな気持ちになる」宇垣美里が愛するチョコレートとは?

  • 2021年5月3日
  • Walkerplus

その可愛らしさや美しさからファッション誌や美容誌でも活躍しているフリーアナウンサーの宇垣美里。映画、読書、漫画、アニメ、旅⾏、スノボーなど数々の趣味を持つ彼女が、6月に大好きなチョコレートをテーマにしたフォトエッセイを発売するということで、チョコにまつわるトレンド&癒やしタイムについて話をうかがった。

――チョコ好きになったのは、神戸育ちというのも関係しているのでしょうか?

それもあると思いますね。神戸には洋菓子屋さんがいっぱいあるし、近隣の街の駅ビルにもたくさんお店が入っているので、そういう環境で育った影響は大きいかな?と思います。大人になってから行ってみると、いろいろなチョコが置いてあるおしゃれな店も増えていて、“我が街、成長しておる”と思ったり(笑)。特に今は行けないからこそ、海外のチョコを食べるとその土地に行った気持ちになれて楽しいですよね。

――チョコにも塩キャラメルや生チョコなど、時代によってのトレンドがありますが、宇垣さんの記憶に残っているものは?

トレンドかどうかは分からないのですが、一時期からBean to Barという概念が出てきましたよね。ここの国のカカオでできたチョコレートですと表示されていて、食べてみるとそれぞれの国ごとに味が違う。その違いが楽しいので、食べ比べをするのも好きです。そのチョコを食べるとその国に行ってみたくもなりますね。

――旅行好きがうずいてしまいますね

そうですね。旅行先でもチョコを食べます。それぞれの国で作られたチョコを、その国で食べるとよりおいしく感じますし、ただの板チョコでも国によって全然違いますからね。

――世界が落ち着いたら、いろんな国に行って、食べたいのでは?

本当に。まだ行けていない国もあるので、(チョコを食べた思い出を)増やしたいです。ずっとロシアに行きたいと思っているんですけど、まだ行けていないですし、オランダにも行ってみたい。今度、後輩がドイツのベルリンに留学するらしくて、私はミュンヘンには行ったことがあるんですけど、ベルリンはないのでぜひ行きたい。それこそ、チョコの国のベルギーに行ったことがないので、行きたいなって思います。ベルギーのチョコって、本当においしいんですよね!好きです。

――これだけチョコ好きですと、ご自分でプロデュースしてみたくなりませんか?

いえ、食べるのが好きなんですよ!おうちで作るのも好きですけど、世の中にはたくさんおいしいチョコレートがあって、本当にありがたいな〜と思います(笑)。年々、見た目も美しくなりますしね。

あとチョコレート好きの方が増えたからか、バレンタインのチョコレートフェアが年々充実していくじゃないですか。本当に最高!と思いながら、今年もたくさん買って、楽しかったです!毎年どんどん新しいものが生まれていて、幸せです。いつも大好きな「ブノワ・ニアン」のを買うんですけど、今年はそれこそBean to Barのガトーショコラがセットになっていて、全部おいしかったです。一つは華やかで、一つはしっとり…とおいしかった。

日本のものでも、こんな合わせ方をするの?という驚きを秘めたものも買います。以前だったら柚子入りだったり、最近では獺祭とコラボしていたり…。ショコラ・オランジュは基本的に好きなので、いっぱい買いましたし、「ジャン・シャルル・ロシュー」の生のフルーツがチョコレートの中に入っているのが、通常は店舗も曜日も限定で売っているんですが、バレンタイン期間はいろんな場所で変えたので、たくさん買って、たくさん配りました。チョコは配るのも好きで、“頼むから食べてくれ!このおいしいさを知ってくれ!”と思ってしまうんです(笑)。

――特別なチョコは、どんなシチュエーションで食べるんですか?

いっぱい入っているのを買ったら、まず一回眺めます。そして、写真を撮って、紅茶を淹れて、すごくかわいいお皿にチョコを一個一個のせて、ふぅーと一息ついて食べます。宝石みたいに入っているチョコをバクバク食べることはできないので、特別なものは準備万端で食べますね。その瞬間だけはお姫様みたいな気持ちになって。そうするとちゃんと味わおうと思いますしね。バクバク食べるのも好きですけど、それはまた別のチョコレートにお願いします(笑)。

世の中においしいものが増えるのって幸せでしかないので、年々新たなチョコレートが誕生していて、ありがたい限りです。特別なチョコを食べるために、お気に入りの紅茶を買ってくるのも好きです。ちゃんと茶葉を香って選んだものを買ってきて、ゆっくりと紅茶を淹れる。丁寧な生活は、幸せなひと時にもなると思います。

――本当にチョコがお好きなんですね。ご自分が好きなもので本ができるというのは、どんなお気持ちですか?

書いてみると、よりツラい時にチョコレートに手を伸ばしがちだったんだなと気付きました。すごく幸せな記憶とリンクしているものもありますけど、それよりも言葉遣いが悪いですが、「くっそ、負けるか!」という時の方が多かったりして(笑)。くやしー!かなしー!という時に食べて救われていたんだなと、当たり前すぎて分かっていなかったことに改めて気づきました。

――くっそーという気持ちが、文章の冒頭から伝わってくる回もありました(笑)

くっそーと思いすぎじゃない?と自分でも思ったんですけど(笑)、そういう思いの方が記憶に残りやすくて、書きやすかったのかな?と思います。でも、そんなにいつもいつも怒ってるわけじゃないですよ(笑)。怒っている時の方が少ないから、逆に覚えているんです!

――では、最後に女性にプレゼントする時に、おすすめのチョコレートはありますか?

その方の好みもあると思いますが、本当に宝石のように一個一個が丁寧に箱に入っているチョコレートが嫌いな人はいないと思うので、ブランドを問わずにもらえるとうれしいと思います。あとは、プレゼント全般に⾔えることだと思いますが、⾃分では⼿が届かないものとか。もしチョコがお好きな方に差し上げるのであれば、メジャーなブランドより、ここのを買ってくる⁉︎というブランドの方が喜んでもらえるのではないかと思います。

そして、そこがどんなお店で、どんなこだわりがあって、ということを聞くのも私はすごく好きです。夏は溶ける危険性があるので注意が必要ですが、チョコはプレゼントにも最適だと思いますよ。

●宇垣美里
1991年4月16日生まれ。兵庫県出身。2014年4月にTBSに入社。2019年3月にTBSを退社し、同月4月よりオスカープロモーションに所属。現在はフリーアナウンサーとしてテレビ、ラジオ、雑誌、CM出演のほか、週刊誌やWEBサイトでの執筆活動も行うなど幅広く活躍している。

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