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秋田汐梨はドS発言!?萩原みのりは脱ポンコツ役宣言!ドラマ「賭ケグルイ双」撮影を振り返り

  • 2021年4月2日
  • Walkerplus

河本ほむら原作、尚村透作画の人気コミックス「賭ケグルイ」に登場する早乙女芽亜里(さおとめめあり)を主人公にした同名コミックを実写ドラマ化した「賭ケグルイ双(ツイン)」が、Amazon Prime Videoにて3月26日より独占配信スタートした。(毎週金曜日配信)豪華最旬キャストが揃う本作には、多数の映画やドラマなどで活躍する秋田汐梨と萩原みのりも出演!今回二人にインタビューを行い、作品の見どころや撮影裏話、自身のこれからについて語ってもらった。

■“賭け狂って”いる様子だけでなく、同世代のかわいらしい会話も楽しんで

――秋田さんは花手毬(はなてまり)つづらを演じられていますが、初めから“家畜”の扱いで、芽亜里からは「卑屈」とも言われてしまうキャラクターです。彼女は、本来どのような性格だと思われますか?

【秋田汐梨】つづらは最初はグズグズした女の子なのかなと思っていたのですが、芽亜里ちゃんと出会うことによって少しずつ自信が持てるようになっていっているのかなと思いました。私もそんなに自信があるタイプではないので、そこはちょっと似ているかなと思いました。

――萩原さん演じる文芸部部長・戸隠雪見のキャラクターはどんな性格なのでしょうか?

【萩原みのり】戸隠雪見はテンションの落差が大きいというか。悲しい気持ちとか、表に感情がにじみ出てしまう性格で、感情の出し方が不器用なんですけど…。基本的にずっと一人でいた女の子なので、友達ができて居場所ができていくことで、不器用ながらも感情が出てくるのかな。

――ギャンブルを題材にした作品ですが、ドラマ自体にも“次が観たくなる”ような中毒性があると思いました。秋田さん、萩原さんは、このドラマの面白さはどんなところにあると思いますか?

【秋田汐梨】「賭ケグルイ」という作品では、登場人物たちがギャンブルに賭け狂っている様子が描かれているんですけど、「賭ケグルイ双」では、ギャンブルのシーンだけでなく、芽亜里ちゃんたちとのかわいらしい会話なども楽しめるところが見どころかなと思います。

【萩原みのり】芽亜里を通して、より等身大の目線から、“賭ケグルイ”の様子が楽しめるというか。ただ賭け事にのめり込んでいるだけじゃなくて、主人公たちが、分からないなりに成長していくさまをお楽しみいただけると思います。

■「セットのどこかで寝ている森川(葵)さんがかわいくてずっと見ていた」「“顔芸”には冷静でした(笑)」

――ギャンブルやドラマの“中毒性”に付随して、「私は〇〇中毒だ!」というような、お二人が熱狂的にハマっているものはありますか?

【秋田汐梨】中毒と言えるほどのものではないと思うのですが…(笑)。最近、マリオカートにハマっていて。元々、ゲームはしない性格だったんですけど、コロナ禍のおうち時間に、少しずつ教えてもらってやるようになって。ちょっとハマり気味です。キノコが出やすいって聞いて、主にキノピオでプレイしています(笑)。

【萩原みのり】私はコロナ禍のおうち時間、ずっとごはんを作っていました(笑)。基本的に3食全部自炊。BONIQというメーカーの低温調理器を手に入れまして、最近なんでも低温調理しています。鶏のムネ肉がありえないくらいプリプリになるので、2時間とか時間はすごくかかるんですけど、それが食べたくて、わざわざ早起きして昼ご飯のために仕込んだり。前から料理は好きなんですけど、新しく手に入れたものなので、これを使いこなしたいと思っています。

――コロナ禍で、エンターテインメントのあり方、仕事への向き合い方について、考えたことがあれば教えてください。

【秋田汐梨】昨年の春あたりはお仕事が止まってしまって悩んだりしたんですけど。その時撮影予定だったものが昨年後半から立て続けに再開したりしていますね。

【萩原みのり】役者は役を取り上げられると本当に何もなくなってしまうなと。そこにずっとモヤモヤしていました。またこうして役をいただけるようになって、前もありがたいと思っていたんですけど、やはり、より一層特別なありがたさを感じるようになりました。考え方は大分変わりましたね。

――「賭ケグルイ双」はお二人だけでなく、森川葵さんや佐野勇斗さん、浜辺美波さんなど出演陣が豪華で、彼らが演じる役柄もとても個性的ですが、印象的な撮影エピソードはありますか?

【秋田汐梨】出てくるキャラクターがすごいキャラクターばかりですよね。印象的だったのは、撮影前の森川さん。撮影の合間、寝ている姿を拝見して。それがとても可愛くてずっと見ていました(笑)。特に森川さんは連日長時間の撮影が続いていたので本当に大変だったと思うのですが、撮影が始まれば完璧な演技で現場を引っ張られていて。お芝居の姿とのギャップが、歳下の私から見てもかわいらしくて本当に素敵な方だなと思いました(笑)。

【萩原みのり】葵ちゃんは、とにかく演技が面白くて。台本には書いていないようなことを追加していて、お芝居の身振り手振りが見逃せないんです。戸隠雪見役は、素直にそれに対してリアクションしていればいいという…。あとは“顔芸”的なところは、今までのお芝居を見ていて耐性が付いていたので、「今度はどんな顔をしてくるんだろう」って、そこは冷静に見ていました(笑)。

――監督からの印象的な演出のオーダーはありましたか?

【秋田汐梨】私は、「もう少し早く話したいと思うくらい、すごくゆっくりなテンポで話すように」というオーダーがあったり、言葉を変なところで区切ったり、というオーダーがありました。

【萩原みのり】どこまでが本気でどこまでが冗談なのか分からないほど、自由でした。本当にやっていいってことなのかな?って思う場面があったり。でも、基本的に全部やっていいってことだったんだと思います。こんなに自由に演技できた現場って他にはないってことに途中で気づいて。最初はこの空気感に戸惑っていました。

――オープニングも華やかで印象的でしたね。

【秋田汐梨】私は萩原さんの撮影を見させてもらって、衝撃を受けました。原稿用紙がずっと上から降っているというシーンで、見入ってしまいました。完成した映像もやっぱりカッコ良くて、印象的でしたね!

【萩原みのり】あれは、現場で各々動きを付けられて、あとは自由にどうぞという感じで。撮影時はお互いに何をやっているか知らないんですよね。完成を見てやっと全体を知るという。

【秋田汐梨】私は映像ではスノードームの中に入っているんですけど。グリーンバックでやっていたので、自分では何をやっているかあまり分かっていませんでした(笑)。

【萩原みのり】みんなは散々動いていたんだけど(笑)。

【秋田汐梨】私は台の上に乗って回っているだけでした(笑)。

■秋田汐梨と萩原みのりの“逆境の乗り越え方”と、新たに挑みたい役柄とは

――ポジティブな芽亜里を見ていると、彼女とともにいるつづらと同じように、こちらも勇気付けられるような気持ちになりますが、秋田さん、萩原さんは、自分に自信が持てないとき、どう乗り越えますか?読者にアドバイスをお願いします。

【秋田汐梨】う~ん。乗り越え方は人それぞれかなと思うんですけど、私は結構、人に話すのではなく、自分の中で考えたり紙に書き出したりして、自分で気持ちに整理を付けるようにしていて、寝たら忘れる(笑)。紙に書くのは、本当に本当にしんどいと思ったときだけです。ボ~ッと考えてから紙に書いて、でも基本的に寝たら忘れちゃいますね(笑)。

【萩原みのり】落ち込んだら仕方ないので、私は元気が出るまで待ちます。昔は、もっとどうにかしたい!とか思っていたんですけど、そうすると元気が出てこないことにさらに落ち込んだりするので…。どうせまた元気が出てくることは分かっていたりするので、落ち込んでいるときは、落ちるところまで落ちて、気づいたらまたヘラヘラしている…というところまで待ちます。

――女優として、これからやってみたい役はありますか?

【秋田汐梨】今回も含め、いじめられているような役を多くやってきたんですけど、いじめる側に立ったことがあまりないので、いじめてみたいかも(笑)。

――なかなかのドS発言!本作で自分専用の家畜を飼っている“究極のサディスト”聚楽幸子のような役もやってみたいですか?

【秋田汐梨】うふふ。いつかは(笑)。つづらとは180度違う役ですね。

――萩原さんがこれからやってみたい役は?

【萩原みのり】この作品を見ていて思ったんですけど、「私だけポンコツじゃない?」って思って。お金もないし、友達もいなかったし、ゲームも弱いし。もっと強い側の人たち、賭け狂っている人たちの方もやってみたいですね(笑)。今演じている他の作品のキャラクターも、何か背負いがちな人たちで。何も背負っていない人もやってみたいですね。

取材・文=平井あゆみ
カメラマン=友野雄

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