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乙武洋匡が語る『映画 えんとつ町のプペル』の魅力。「必ずどなたでも楽しめる要素が散りばめられている作品」

  • 2021年1月3日
  • Walkerplus

西野亮廣(キングコング)が原作・脚本・製作総指揮を務める『映画 えんとつ町のプペル』が話題だ。この冬最も注目される映画のひとつである本作の公開を記念して、西野をよく知る6名の著名人による応援コメント動画が配信されている。今回は、自身のYouTubeチャンネルでも絵本『えんとつ町のプペル』の朗読を公開している作家・乙武洋匡による、本作の見どころを未公開コメントとともに紹介。乙武が感情移入をしたキャラクターは誰なのか、そして『映画 えんとつ町のプペル』の多彩な魅力について語る。

――映画を観終わった直後ですが、感想を教えてください。

「普通、映画を観たときって、『こういうジャンルの映画だったな』ってなんとなくカテゴライズするところがあると思うんですけど、『映画 えんとつ町のプペル』に関してはなんて言ったらいいんだろう、アクションでもあり、ファンタジーでもあり、ハートウォーミングでもあり、どのジャンルにもあてはまらないというか、どのジャンルにもあてはまるというか、いろんな要素が詰まっている映画だなっていうふうに感じました」

――作品内で気になるキャラクターは?

「アントニオかな」

――ルビッチみたいに強くはいられないから、自分はアントニオだ、って思う方が多いような気がします。

「そうなんですね。僕もアントニオに感情移入がありましたね」

――具体的には、アントニオのどんなところでしょう?

「観ている人がみんな、途中までなぜアントニオがあんなにもルビッチやプペルに必要以上に辛くあたるのかって不思議に思うと思うんですけど、それが自分の弱さの裏返しだったっていうことに最後に気づかされる。誰しも自分の弱さと向き合うって苦しいことだと思うんですけれど、彼がそれを乗り越えて、彼ら(ルビッチとプペル)を助ける行動に出るところがすごく等身大でいいなと思いました」

――好きなシーン、気に入ったシーンはどこですか?

「僕は絵本を何回か読ませていただきましたし、僕のYouTubeチャンネルで朗読もさせていただいているんですけど、絵本をイメージしてそれを1時間40分にどういうふうにふくらませるのかなってすごくワクワクしながら来たんですけど、序盤の出会いのシーンがあんなにアクションテイストで、最初に観客の心をつかみにきたなって、あそこがすごく好きでしたね」

――これから映画を観る方にメッセージをお願いします。

「観客を選ばないというか、アクションがあんまり好きじゃない方がアクション映画を観てもおもしろくないと思いますし、ファンタジー好きじゃないよって方がファンタジーを観てもあんまりおもしろくないと思うんですけど、本当にこの映画は、それぞれお好きな映画のジャンルがある方でも必ずどなたでも楽しめる要素が散りばめられているんじゃないかなって気がします」

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