
自然豊かな長野県阿智村にある富士見台高原ロープウェイ・ヘブンスそのはらで、雄大な景色を楽しめるゴンドラを運行する「天空の楽園 雲海Harbor」が11月23日(祝)まで開催される。
ゴンドラとリフトを乗り継ぎ、標高1,600mの展望台まで上ると、遠くは南アルプスまで広がる雲海に出会える。夜半に山間部を低気圧が通過して湿度が高くなった時、放射冷却によって地表面が冷え、熱が上空へ逃げて冷やされることで空気中の水分が霧となって発生する。その霧が盆地状地形や谷沿いの底に溜まる現象が雲海だ。展望台の東に位置する伊那谷は典型的な盆地地帯。秋から冬にかけての朝方に地表が朝霧で乳白色に覆われるのは、この地方の風物詩だ。
イベント期間中はゴンドラが早朝から運行し、昨年実績72%という高確率で雲海を観ることができる。また、晴れた日には満天の星空も見ることができ、星空が朝焼けに変わる瞬間など、大自然が織り成す絶景を楽しめる。さらに、10月は赤く色づいた紅葉を、11月は南アルプスの冠雪も見られ、まさに天空の楽園と呼ぶにふさわしい雄大な景色が広がる。
短い秋の期間だけ観ることができる特別な景色を体験しに「天空の楽園 雲海Harbor」に出かけよう。
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