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【イエナカ工作】おしゃれスライムを作ろう【ハンドクラフト】

  • 2020年9月4日
  • Walkerplus

おうち時間がグンと増えている昨今、子供と過ごす休日をより有意義なものにしよう!一緒に楽しめるハンドクラフト、すなわち“イエナカ工作”を紹介する。

人気YouTuberになった気分で作れるのが、この「おしゃれスライム」。ハサミやカッターの出番がないので安心なうえ、手先が不器用だという子供も、楽しんで工作できるだろう。イエナカ工作に誘っても全然ノッてこない、という子供でも、これなら乗り気になってくれるはず!

ぬるぬる、もちもちとした独特の感触がおもしろいスライム。おもちゃ売り場にも並んでいるおなじみのキッズトイだが、基本の遊び方は「ひたすら触るだけ」と、ごくシンプル。有名YouTuberが大量のスライムで遊ぶ動画は軒並みバズっていて、動画投稿業界でも鉄板ネタとして人気を博している。スライムとひとくちに言ってもその完成形はさまざまで、近年では“混ぜ物”によりデコレーションしたスライムが大流行中。どんな着色剤で色付けするのか、どんなものを混ぜるのか、はたまた材料の分量をどのように調整するかによって、仕上がりは変化する。ここではホウ砂(ほうしゃ)と洗濯のりを使ったごく基本の作り方を紹介しよう。

■<注意点>
ホウ砂は医薬品。体内に入ると下痢や嘔吐を引き起こすことがあるため、誤飲したり、傷口などから吸収したりしないよう、注意が必要。誤飲を防ぐために、作業中はホウ砂を飲食物の近くに置かないこと。ホウ砂を溶かしたホウ砂水は飲まないよう、子供にあらかじめ声がけしよう。また、ひどい手荒れや切り傷などがある場合は、ゴム手袋を着用しておけば安心。

■<準備するもの>
・計量カップ
・プラコップ2つ
・使い捨てのスプーンまたは割り箸
■スライム(透明)
・PVA/ポリビニルアルコールの洗濯のり(100ミリリットル)
・水(100ミリリットル)
・ホウ砂(小さじ1杯強、6g程度)
・お湯(50ミリリットル)
■色付け・飾り用
・着色剤(食紅、絵の具など)
・ラメやビーズ、スパンコールなど
■提出用
ジップ付きポリ袋、ふた付きプラカップなど

■<作り方>
1.必要なものを準備する
洗濯のりは必ずPVA(ポリビニルアルコール)のものを用意しよう。洗濯のりと水は同量を使う。ホウ砂は50グラムのパックを1つ購入しておけば十分足りる(むしろ大量に余る)。洗濯のりもホウ砂も、ドラッグストアで入手可能だ。色付けは、食紅ならクリアカラーに、絵の具なら不透明になるが、事前には教えず、実際に色付けの過程で子供に気付かせるのもいいだろう。

2.ホウ砂水を作る
プラコップにお湯50ミリリットルと、ホウ砂を小さじ1杯(5グラム)程度入れ、よく混ぜる。ホウ砂は完全には溶けないので、底に粉が残っていてもOK。このホウ砂水は全量使うわけではなく、溶けた液体部分のうち必要量のみ使用する。また、水よりお湯のほうが溶けやすいので、やけどしない程度に温めたお湯を使おう。

3.洗濯のりと水を混ぜる
同量(ここでは100ミリリットル)ずつ用意した洗濯のりと水をプラコップに入れ、よく混ぜる。洗濯のり1:水1が基本だが、比率を変えることで、スライムの固さが変えられる。基本の分量で作ったあと、違いを比べてみるのも良いかも。

4.ホウ砂水を少しずつ加える
洗濯のりと水を混ぜ合わせた3に、1で作ったホウ砂水を少しずつ加える。ホウ砂水をスプーンですくい、少しずつ加えては混ぜ、また加えては混ぜ、と様子を見ながら進める。一度にたくさん入れすぎると混ざりにくく、ダマになりやすいので注意。ここで、クリアなスライムができあがる。

5.お好みで色をつける
色付きのスライムにしたい場合は、4に食紅や絵の具をごく少量入れ、混ぜる。

6.好きなものを混ぜる
ラメパウダーやビーズを混ぜると見た目がキレイになる。1種類だけでなく、いろいろな素材をいくつも混ぜ、どのように仕上がるか試してみよう。

■<失敗しないポイント>
・洗濯のりと水は1:1、ホウ砂とお湯は3:25の分量が目安。また、厳密に分量が合っていなくても、ざっくりで大丈夫。
・固くなりすぎたら洗濯のりと水を注ぎ足し、やわらかくなりすぎたらホウ砂水を加えてみよう。根気よく混ぜていけばリカバリーできる。
・保管する際や学校に提出するときは、ジップ付きのポリ袋やフタ付きのカップに密閉しよう。容器にも飾り付けしたら、さらに完成度の高い工作になるはず。
・ラメパウダーを床にこぼすと拭き取るのが大変!掃除機で吸いきれないようなものを混ぜる場合は注意しよう。

PVAとホウ砂の化学反応や、どうしてドロドロとした感触になるのかという構造など、子供と一緒に調べてみるのもいいだろう。今は理解できなくても、イエナカ工作でその仕組みを調べたという記憶は、将来の授業で「あのときの!」と役立つかもしれない。

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