サイト内
ウェブ

【コロナ対策情報付き】加賀 伝統工芸村 ゆのくにの森の楽しみ方ガイド!日本の原風景に癒やされながら多彩な工芸体験を

  • 2020年10月3日
  • Walkerplus

加賀 伝統工芸村 ゆのくにの森の見どころをはじめ、グルメ・お土産まで、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示やアトラクション、イベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)

■加賀 伝統工芸村 ゆのくにの森ってどんなところ?四季折々の風景とさまざまな体験イベントが楽しめる!
加賀 伝統工芸村 ゆのくにの森は、約43万平方メートル(13万坪)の広大な丘陵地に、江戸・明治時代の豪壮な古民家を移築した伝統工芸テーマパーク。村内には小川が流れ、緑豊かな四季折々の風景が楽しめる。また、輪島塗(わじまぬり)、九谷焼(くたにやき)、山中漆器や金箔工芸といった、石川を代表する伝統工芸を展示・販売、さらには体験を通してその魅力に触れることが可能。ゆのくにの森の広報担当者は「体験は古民家の中で楽しめ、専門のスタッフが丁寧に指導いたします。伝統工芸体験メニューは50種類あるんですよ」と話す。本格的なものから、小さな子供が楽しめるものまで、さまざまな体験をそろえているという。

■【見どころ1】加賀ならでは!「金箔はり体験」
国内の金箔生産量の98%を占める金沢では、“金箔はり”はご当地ならではの体験。薄く伸ばした人工漆を丸盆や手鏡などに塗ったあと、金箔1枚を息で飛ばないようそっとおき、綿棒などで模様を付けていく。

<料金>
・金箔1枚
トレー 1200円(金箔を1枚そのまま貼った面に竹串で手描きしデザインする)

・金箔1枚+金蒔絵シール
丸盆 2000円
名刺盆 2000円
手鏡 2000円
コンパクトミラー 2000円
一輪挿し 2800円

■【見どころ2】自由に彫ろう!「輪島塗沈金体験」
漆器の装飾行程の沈金を体験できる輪島塗沈金体験では、箸やストラップ、木偏の椀、ぐいのみに模様を描くことができる。鉄筆やのみで線を自由に彫ったら、彫筋に漆を塗り込んで、余分な漆をふき取る。そこに金粉を沈め、余分な金粉をふき取って完成だ。仕上げは漆を使用するため職人が行う。体験はこのほか、ハーバリウム体験やどら焼きプチ体験など、ユニークなものも多数あり。

<料金>
・沈金体験
ストラップ 1100円
箸(先乾漆) 1400円
箸(ふき漆) 1900円
汁椀 3900円
パネ 3900円
ぐいのみ(小) 4300円

■【グルメ】うどんやそば処、和食の食事処あり
同村広報担当者に食事処のおすすめを聞いてみると、「海の幸と、加賀地方の野菜をふんだんに使った料理を提供する、お食事処 漁師の館の『のど黒釜飯御膳』(税込1900円)や、航空自衛隊小松基地認定のオリジナルメニュー『空上(からあ)げ定食』(税込1300円)がおすすめです」とのこと。“空上げ”は、塩麴・酒粕で味付けした鶏肉を、米粉を使って揚げたものだ。

そのほか、うどん処 陣太鼓では、地元の小松市で製造された小松うどんなどを提供し、和紙の館・そば処 白山では自家製出汁と越前そばを提供している。

■【お土産】お土産は「加賀棒茶」に決まり!
ここを訪れたらぜひとも手に入れてほしいのが、茶の湯の館の方丈庵で購入できる「加賀棒茶(120グラム)」(税込820円)。手作りの深い風味を味わおう。

■【混雑状況・回り方】自分好みの回り方で楽しもう
四季折々の植物を眺めながら、自分好みの回り方で散策を楽しむことができるゆのくにの森。公式サイトでは、伝統文化散策コース、自然満喫コース(桜)、自然満喫コース(紅葉)、本格体験コース、お手軽体験コース、伝統の古民家とミュージアムめぐり…と、6つのおすすめモデルコースを紹介している。

例えば、完成度の高い本格的な伝統工芸の体験を6つセレクトした本格体験コース(輪島塗の館・九谷焼の館・山中漆器の館・金箔の館・ガラス工芸の館・和紙の館 そば処白山)を選ぶと、目安の所要時間は約60分(体験1館20分~30分×館数)。アロマサシェ体験だけなら約30分~、そば打ち体験だけなら約40分~と、所要時間は体験によって異なってくる。

体験は基本的に予約の必要はなく、9時~15時の間、随時体験できる。同村広報からは「人気の体験は順番待ちになる場合もありますので、入村後、最初に行かれることをおすすめします。また、終了が16時半なので、14時までに入村されるといいでしょう」とのアドバイスも。

平日は空いており、土・日・祝日・夏休みはやや混雑。金曜日の午後から月曜日の午前は比較的混雑する。アンブレラスカイ(3~11月まで)や、七夕飾り(2020年は中止)、手創りのまゆ玉飾り(12月末~2月末まで)、風車(「伝統美術の館」で通年実施)は注目イベントとなっている。ちなみに、「九谷焼の館」と「彩り長屋」の間で展示されるアンブレラスカイは、晴れの日の午前中に訪れると、地面に映るカラフルな模様を見ることができる。フォトスポットとして一番人気の場所だ。

■【料金】2日券や年間パスポートも魅力的
入村料金(各税込)は、1日券が大人550円、学生(中高生)440円、小人(4歳以上)330円。このほか、当日と翌日の2日間入村できる2日券(大人は手持ちの入村券プラス200円、学生は手持ちの入村券プラス150円、小人は手持ちの入村券プラス100円)や、年間パスポート(大人1000円、学生800円、小人600円)も。障がい者手帳を持つ人は、1日券が大人450円、学生(中高生)360円、小人(4歳以上)270円となる(※入村時に障がい者手帳を提示。本人および付添者1名への割引が適用される)。

■【アクセス】乗り放題の加賀周遊バスも利用可能!
電車の場合は、JR加賀温泉駅から加賀周遊バス「CANBUS(キャン・バス)」山まわり線(8番)が利用可能。加賀伝統工芸村 ゆのくにの森を下車すればすぐに到着だ。バスは乗り放題だが、本数が限られているので注意しよう。車の場合は、北陸自動車道片山津ICから約17分または加賀IC・小松ICから約22分。ナビなどで検索する場合は、住所では表示されないので、ゆのくにの森または電話番号で検索しよう。駐車場は300台で、無料となっている。

■【新型コロナウイルス感染予防対策】
・各館への入館時や工芸体験時はマスクの着用をお願いします。
・各館に設置の消毒液で手指消毒をお願いします。
・屋外では、人との距離を2メートル程度とってください。
・レジは間隔を空けて並んでください。
・コイントレーによる金銭授受に協力ください。
・スタッフへの写真撮影依頼は当面中止しています。
・入口で検温を実施しています。37.5度以上の場合は入村できません。
・入村受付および各館内入口にアルコール等の消毒薬を設置しています。
・工芸体験等で使用した道具はその都度消毒しています。
・各館スタッフは、館内を定期的に清掃・消毒しています。
・トイレ等の公共エリアも、その都度、清掃・消毒しています。
・ソーシャルディスタンスを保つために、村内への入場制限をする場合があります。
・各館の体験コーナーは通常定員の50~70%程度に制限。また、ソーシャルディスタンスを保ちにくい体験(吹きガラス体験、九谷焼ろくろ回し)はしばらく休止します。
・各館の会計では飛沫感染防止のためビニールシートを設置しています。
・接客スタッフはマスクまたはフェイスシールド、マウスシールドを着用しています。
・各館では定期的に窓・戸を開けての換気を実施しています。
・各館では常時、換気扇にて換気しています。
・スタッフは毎日検温の実施と健康管理の徹底に努めています。体調の悪いスタッフは出勤しません。
・専門機関の石川県感染防止県民相談センターと連携して感染防止対策にあたっています。

取材・文=平井あゆみ

<施設情報>
住所:石川県小松市粟津温泉ナ-3-3
時間:9:00~16:30
休み:2020年12月17日(木)、2021年1月14日(木)※臨時休業あり。営業日でも一部休館となる館および時短営業あり。詳細は公式サイトを確認
料金:入村料金 1日券大人550円、学生(中高生)440円、小人(4歳以上)330円
アクセス:
【電車】JR加賀温泉駅から加賀周遊バス「キャン・バス」山まわり線で加賀伝統工芸村 ゆのくにの森下車すぐ 【車】北陸自動車道片山津ICから約17分または加賀IC・小松ICから約22分
駐車場:300台 無料

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税抜き表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

※2020年8月時点の情報です。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2024 KADOKAWA. All Rights Reserved.