サイト内
ウェブ

シミ・そばかすゼロ肌になるために40・50代が摂るべき栄養素

  • 2022年5月22日
  • つやプラ

年齢とともに少しずつ増加していく「シミ」。新たなシミを増やさないためにも、40・50代は紫外線の強い季節はしっかりとケアしていきたいですよね。日焼け止めを塗るような外側からのケアの他に、内側からのケアや対策もするとよいでしょう。

シミ予防に食べるべき食材

ベジ活アドバイザーの筆者が、シミ対策におすすめの栄養素や食材、効率のよいとり方をご紹介します。

■シミ対策のためにとりたい栄養素

ビタミンC

メラニン色素が沈着することで起こるシミ。「ビタミンC」は、そのメラニン色素の沈着を予防し、酸化して濃くなった黒色メラニンを元に戻す還元作用が認められています。すぐれた抗酸化作用があることから紫外線によって増える活性酸素の働きを抑制するのに役立ちます。

ビタミンCは「ビタミンA」や「ビタミンE」と一緒にとることで相互に作用を高め合うことでも知られています。食事の際に一緒にとるとよいでしょう。

ビタミンCの含有量が多い食材としてブロッコリー、パプリカ、キウイフルーツなどが挙げられます。紫外線の気になる季節は常備しておきたいですね。

リコピン

トマトやスイカに含まれる「リコピン」は、メラニン生成に関与する酵素の発現を抑えることがわかっています。すぐれた抗酸化作用をもち、日焼けで暗くなった肌の色調回復の手助けにもなることも示唆されている成分です。

生食よりも、ミキサーにかけたりつぶしたり、加熱したりしてトマトの細胞壁を壊すリコピンの吸収が高まることがわかっています。トマト缶やトマトジュースなどの加工品も日常で使うようにするとよいでしょう。

トマトと相性のよいニンニクやタマネギを油と一緒に加熱調理をすることでも、リコピンの吸収率が高まります。紫外線が気になる季節は、吸収率が高まる調理法を試してみるとよいですね。

アスタキサンチン

抗酸化作用が高いことで知られる「アスタキサンチン」。主に鮭やエビなどに含まれている成分です。

シミやシワなどの肌老化の原因につながる紫外線によって発生する活性酸素(一重項酸素)に対して、とても効果が高いことがわかっています。脂溶性なので、油と一緒にとることで吸収を高めることができます。

ビタミンB群

ビタミンB群は「ビタミンB1」「ビタミンB2」「ビタミンB6」「ビタミンB12」「ナイアシン」「パントテン酸」「葉酸」「ビオチン」の8種類があります。ビタミンB群はエネルギー代謝の補酵素として働きます。

シミとの直接の因果関係はありませんが、肌の新陳代謝を促進することで新しい肌への再生に役立ちます。

ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸は腸内細菌でもつくられるので、腸内環境を整えることも大切です。ビタミンB群を多く含む食材として、豚肉や鶏肉、かつおが挙げられます。これらの食材に「食物繊維」の多い野菜を加えると、腸内環境を整えるのによいでしょう。

シミケアにおすすめの栄養素をご紹介しました。日常のなかで無理なくとりいれてシミの少ない肌を目指しましょう。

(ベジ活アドバイザー 生井 理恵)

 

【関連記事】
不調を招くコーヒーのNGな飲み方3つ
夜納豆で痩せる!痩せる納豆の食べ方
白髪を減らすために食べるべき朝ごはん3つ
老けない食パンの食べ方3つ

【参考】
ビタミンC – わかさ生活
基本的なシミ対策 – エスエス製薬
リコピンで輝く白い肌へ – カゴメ
トマトジュースの摂取で紫外線により暗くなった肌の色調の回復が促進される可能性があることを確認(PDF) – カゴメ
カゴメ・名古屋大学 共同研究 トマトに含まれるリコピンの構造変化(トランス体からシス体)を促進する新事実を発見 トマトをにんにくやたまねぎ、油と一緒に加熱することで、おいしさだけでなく、リコピンが体内に吸収されやすくなることが期待できる(PDF) – カゴメ
トマト大学 医学部 – カゴメ
[トマトの栄養リコピンとは]効率よく摂取する、食べ方や調理法 – カゴメ
アスタキサンチン – わかさ生活
ビタミンB群 – わかさ生活
ビタミンB群の働き、多く含まれる食品を紹介 – 森永製菓
腸内細菌と健康 – 厚生労働省

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。