今日21日は九州で猛烈な雨を観測 午後も局地的に非常に激しい雨 土砂災害に警戒を

  • 2025年5月21日
  • tenki.jp

今日21日は九州付近で雨雲が発達しており、猛烈な雨の降った所もあります。このあと午後も局地的に非常に激しい雨が降り、南部を中心に降水量が多くなる見込みです。土砂災害に厳重な警戒が必要です。また、24日(土)から25日(日)にかけても雨が降り、すでに梅雨入りした九州南部だけでなく、梅雨入り前の九州北部でも梅雨みたいな天気が続きそうです。

今日21日 九州で猛烈な雨を観測

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今日21日は、九州付近にのびる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、九州で雨雲が発達しています。上中(鹿児島県南種子島町)では、午前10時34分までの1時間に81.5ミリの猛烈な雨を観測しました。降り始め(昨日20日2時)からの降水量は、今日21日11時現在、上中(鹿児島県南種子島町)で163.5ミリ、屋久島(鹿児島県)で137.5ミリとなっています。

今日21日は前線上に低気圧が発生し、明日22日にかけて低気圧が九州南部付近を通過する見込みです。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、九州では南部を中心に、今日21日から明日22日にかけて大気の状態が非常に不安定になるでしょう。

午後も局地的に非常に激しい雨

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九州では、午後も局地的に雷を伴い激しい雨となるでしょう。熊本県や宮崎県、鹿児島県では非常に激しい雨の降る所もある見込みです。非常に激しい雨とは、ゴーゴーと音をたてて滝のように降る雨のことです。このあとは九州南部を中心に雨の量が多くなる見込みで、明日22日正午までの24時間降水量は多い所で120ミリとなる予想です。九州南部では土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水や河川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風にも注意してください。

24日も九州では雨量が多くなるおそれ

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23日(金)は梅雨前線がいったん南下するため、九州では天気が持ち直す所が多いでしょう。また、23日(金)にかけて最高気温が25℃以上の夏日になる所が多く、熊本や宮崎では30℃以上の真夏日になる日がある見込みです。湿度が高く、ムシムシとした暑さとなるため熱中症にお気をつけください。

24日(土)には、再び前線が北上して九州に近づく見込みです。九州は広い範囲で雨となり、南部を中心に雨量が多くなるおそれがあります。25日(日)も雨の降る所があるでしょう。すでに梅雨入りした九州南部だけでなく、梅雨入り前の九州北部でも週末にかけて梅雨みたいな天気が続く見込みです。今一度、大雨への備えを確認するようにしてください。

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