今日6日(火)は本州付近では雨や北風の影響で、空気がヒンヤリしました。明日7日(水)は日中は晴れて、初夏の陽気が戻るでしょう。来週は全国的にさらに気温が上がり、九州や東北などで真夏日(最高気温30℃以上)になる所がありそうです。
今日6日(火)は、雨や北風の影響で、日中も空気がヒンヤリしました。正午の気温は、仙台市で12.3℃、東京都心で13.8℃、名古屋市で14.8℃、大阪市で14.4℃と15℃未満となりました。
明日7日(水)は九州から東北では日中は天気が回復し、日差しが届くでしょう。最高気温は今日6日より大幅に高くなりそうです。鹿児島市や高知市は25℃と夏日になるでしょう。名古屋市や東京都心は24℃と初夏の陽気になりそうです。仙台市は20℃と昼間は過ごしやすい陽気になるでしょう。
日々の寒暖差が大きくなっていますので、体調管理にご注意ください。
今週末にかけては気温は平年並みかやや高い日が多くなりそうです。
来週はさらに気温が上がり、暑いくらいの日が多くなるでしょう。気象庁は5日(月)に九州から北海道にかけて「高温に関する早期天候情報」を発表しました。九州や四国は14日(水)頃から、中国地方から北海道は13日(火)頃からかなりの高温になる可能性があります。
※「高温に関する早期天候情報」は、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温となる可能性が、いつもより高まっているときに発表されるものです。具体的には、6日先から14日先までの期間で、5日間平均気温が「かなり高い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表されます。
13日(火)は、九州から関東では所々で30℃に迫る暑さとなるでしょう。東北や北海道でも25℃以上の夏日が続出しそうです。14日(水)は大分県日田市で30℃と真夏日となるでしょう。岐阜市や前橋市、山形市で29℃と東海や関東、東北でも真夏日に迫る暑さとなりそうです。札幌市で25℃と北海道も所々で夏日になるでしょう。15日(木)は山形市で30℃と東北でも真夏日になる所がありそうです。
16日(金)以降は曇りや雨の日が多くなりますが、曇りや雨でも夏日(最高気温25℃以上)の所が多く、ムシムシするでしょう。
来週は一気に夏のような暑さになりそうです。今のうちに暑さに強い体づくりを心がけると良いでしょう。
暑熱順化には、体を暑さに慣れさせることが重要です。個人差もありますが、暑熱順化には数日から2週間程度かかります。暑くなる前から余裕をもって暑熱順化のための動きや活動を始めましょう。
暑熱順化のための動きや活動には、次のようなものがあります。
・ウォーキングやジョギング
帰宅時にひと駅分歩く、外出時にできるだけ階段を使用するなど、少し汗をかくような動きをしましょう。目安としては、ウォーキングの場合の時間は1回30分、ジョギングの場合の時間は1回15分、頻度は週5日程度です。
・サイクリング
通勤や買い物など、日常の中で取り入れやすいのがサイクリングです。目安とし
ては、時間は1回30分、頻度は週3回程度です。
・筋トレやストレッチ
室内では、筋トレやストレッチなどで軽く汗をかくことができます。ただ、室内
の温度や湿度には十分注意して、暑くなりすぎたり、水分や塩分が不足したりし
ないようにしましょう。目安としては、時間は1回30分、頻度は週5回〜毎日
程度です。
・入浴
シャワーのみで済ませず、湯舟にお湯をはって入浴しましょう。入浴の前後に
は十分な水分と適度な塩分を補給し、入浴して適度に汗をかくとよさそうです。
目安としては、入浴の頻度は2日に1回程度です。
暑熱順化ができても、数日暑さから遠ざかると効果はなくなってしまいます。自分が暑熱順化できているかを意識し、まだ暑熱順化できていないときには、こまめな水分補給や涼しい場所での休憩などで熱中症を予防しましょう。