2025/05/06 15:14 ウェザーニュース
今日6日(火)の本州付近は曇りや雨で気温が上がらず、この時期としては寒いくらいになりました。一方、晴れ間のある北海道や沖縄は、季節先取りの暖かさです。
明日7日(水)は関東から西日本で日差しが戻り、再び暖かくなるとみられます。
本州の南岸付近を進む前線を伴った低気圧や、大陸方面から接近する気圧の谷の影響で、今日は広い範囲で雨が降っています。本降りの雨の時間が長い東日本を中心に気温も上がらず、15時までの最高気温が20℃に届いている所は少ない状況です。
東京都心の最高気温18.1℃は、4時29分に観測されました。15時00分現在の気温は14.5℃と、15℃を下回っています。大阪は雨が止んで晴れ間が出てきたため少し上がってきましたが、最高気温は日付が変わってすぐに観測された数字です。
一方、比較的晴れ間の多い北海道の最高気温は、平年並みか少し高い所が多くなりました。特に、南寄りの風や西寄りの風でフェーン現象が発生したオホーツク海側で気温が高く、女満別空港では12時22分に20.3℃を観測しています。これは6月上旬並みの気温です。
初夏の空気に覆われている沖縄県の先島諸島も気温が高く、竹富町大原では13時11分に今年全国で最も高い31.7℃を観測しました。
明日は低気圧が三陸沖を北東進し、北海道の東の海上に進みます。西から高気圧に覆われて、天気が回復する見込みです。
関東から西日本ではたっぷりの日差しで気温が上がり、最高気温は軒並み20℃を超えるとみています。東京都心の予想最高気温は24℃と、日なたでは暑いくらいになりそうです。今日との体感差が大きくなるので、服装選びに注意してください。
雨が降りやすくなる北日本は日本海側を中心に気温が下がり、北風が吹き付けるオホーツク海側では今日より10℃ほど低くなる予想です。体調を崩さないようお気をつけください。