2025/05/06 17:47 ウェザーニュース
明日7日(水)は西から天気が回復していきますが、晴天は長くは続きません。9日(金)〜10日(土)は再び広い範囲で雨が降り、風も強まって荒れた天気になるおそれがあります。
9日(金)は前線を伴った低気圧が発達しながら朝鮮半島に進み、東シナ海の前線が西日本を通過する見通しです。西日本は九州から雨が降り出し、次第に雨の範囲が東に拡大するとみられます。太平洋側の地域では、前線接近前から湿った空気の影響で雨の降る所がありそうです。
10日(土)になると低気圧は日本海北部に進み、別の前線を伴った低気圧が本州の南岸付近を東進、寒冷前線が沖縄を南下する予想になっています。雨の中心は東日本から北日本に移る見込みです。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線付近では大気の状態が不安定になって雨雲が発達しやすくなります。9日(金)は九州を中心とした西日本で、10日(土)は東日本太平洋側で雷を伴った激しい雨や大雨となるおそれがあり、注意が必要です。
低気圧が発達するため南寄りの風も強く、荒れた天気となるおそれがあります。局地的には暴風レベルの突風が吹く可能性もあるため、外出の予定がある方はこまめに最新の情報を確認するようにしてください。
また、週末以降は前線が本州の南岸から南西諸島付近に停滞しやすくなる予想です。沖縄・奄美ではこのタイミングで梅雨入りとなるかもしれません。