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ひと足早く春の訪れを感じよう!おすすめの早春登山ルート4選【関東編】

  • 2024年2月5日
  • tenki.jp

登山の魅力のひとつが季節を感じられることにありますが、登る山を選べば季節を先取りすることもできます。たとえば冬から春にかけてのこの季節は、寒桜が見頃を迎える山もあり、ひと足早く春の訪れを感じながら登山を満喫できます。

そこで今回は、関東エリアで春の訪れを感じることができるおすすめの早春登山ルートを4つご紹介します。いずれも低山ですので、小さなお子さんでも登れる山ばかり。普段は山を登らない家族や友人を誘って、早春登山を楽しんでみてはいかがでしょう。

河津桜で斜面がピンクに染まる「松田山」

春の訪れを告げる花といえば伊豆の河津桜ですが、神奈川県の松田山でも2月から見頃を迎えます。松田山の河津桜は菜の花と一緒に咲くため、本家でもある河津と同じように、ピンクと黄色の春らしいコントラストを楽しめます。

さらに松田山から高松山まで足を伸ばせば、登山ルートや山頂で雄大な富士山のある景色も楽しめます。登山道はしっかりと整備されており、道に迷わないというのもおすすめの理由です。さらに駅から歩き出せるなど、アクセスしやすいのも松田山の魅力です。

都道府県:神奈川県
標高:568m
ルート長(往復):約7.7km(松田駅往復コース)
アクセス:小田急小田原線新松田駅下車すぐ

伊豆まで行かなくても河津桜と菜の花を満喫できる
伊豆まで行かなくても河津桜と菜の花を満喫できる


登山ルートが多いから何度も楽しめる「大楠山」

大楠山も早春に河津桜が咲く山として人気があります。三浦半島の最高峰ではありますが、標高は241mしかなく、ハイキングに近い感覚で登れます。さらにいくつもある登山ルートはすべて整備されており、小さなお子さんでも問題なく登れます。

大楠山の見どころは河津桜ですが、菜の花や梅なども咲いており、色とりどりの花を楽しむことができます。さらに山頂は360°の大パノラマで東京湾と相模湾を一望でき、富士山や丹沢の山々はもちろんのこと、天気によっては南アルプスまで望めます。

都道府県:神奈川県
標高:241m
ルート長(往復):約6.7km(前田橋往復コース)
アクセス:JR横須賀線逗子駅からバスで約30分、前田橋バス停下車すぐ

低山でも三浦半島の最高峰だから景色が抜群
低山でも三浦半島の最高峰だから景色が抜群

湯河原の山を彩る約4000本もの梅が魅力「幕山」

最近は河津桜が春の訪れを告げる花となっていますが、「梅は百花の魁」といわれるように、かつて春の訪れを告げる花といえば梅が一般的でした。湯河原にある幕山では、そんな梅の木がなんと約4000本も植えられており、登山客を喜ばせています。

幕山の山頂からは相模湾を背にした真鶴半島を一望でき、さらにはスイセンや桜もあちらこちらで見ることができます。そして帰りには湯河原温泉で汗を流せるのも、幕山の魅力のひとつです。春の小旅行として登山を手軽に楽しみたい人におすすめです。

都道府県:神奈川県
標高:626m
ルート長:約4.9km(幕山登山口周回コース)
アクセス:JR東海道線湯河原駅からバスで約15分、幕山公園バス停下車すぐ

梅の香りを楽しみながらの登山はこの季節ならでは
梅の香りを楽しみながらの登山はこの季節ならでは

大パノラマが広がる穴場スポット「二宮吾妻山」

関東で吾妻山というと丹沢を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、実は同じ神奈川県の二宮にも吾妻山があります。こちらは山というよりも丘という感じですが、吾妻山公園内では菜の花や桜、4月下旬からはツツジなど多くの花を楽しめます。

また、吾妻山公園には長さ102mのすべり台や複合遊具、さらにはうさぎ園などがあり、小さなお子さんが遊べるスポットも充実しています。しっかり山を登りたいという人よりも、家族とハイキング気分で山を登りたいという人におすすめです。

都道府県:神奈川県
標高:136m
ルート長:約3.7km(二宮駅周回コース)
アクセス:JR東海道本線二宮駅下車すぐ

家族で遊べてハイキング気分で楽しめる低山
家族で遊べてハイキング気分で楽しめる低山

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