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沖縄や奄美は明日21日に梅雨入りか 関東甲信など本州は6月中旬に続々と雨の季節へ

  • 2024年5月20日
  • tenki.jp

沖縄や奄美は明日21日(火)以降、雨の降りやすい日が続き、明日にもようやく梅雨入りとなる可能性があります。九州南部も梅雨入りが近いでしょう。九州北部から関東甲信、東北にかけては6月中旬に続々と長雨の季節へ突入する見込みです。

沖縄と奄美 梅雨入り秒読み

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今年は沖縄や奄美で梅雨入りが平年より遅れていますが、いよいよ明日21日(火)にも梅雨入りの発表がありそうです。

今日20日(月)正午の天気図では沖縄付近に前線は見当たらず、沖縄本島は日差しが届いています。一方で、石垣島など先島諸島では気圧の谷の影響で雨の降っている所があります。

夜になると前線が南西諸島へ延びてきて、ゆっくり北上するでしょう。沖縄本島も次第に雲が増えて、夜には雨の降る所がありそうです。先島諸島では局地的な激しい雨や落雷などにご注意ください。

明日21日(火)は、沖縄は雨の一日で、激しい雨や雷雨の所があるでしょう。奄美も夕方以降は雨雲がかかりそうです。明後日22日(水)以降も沖縄や奄美は雨の降りやすい日が続きます。ようやく長雨の季節を迎えるでしょう。

九州から東北の梅雨入りは

最新の日本気象協会の梅雨入り予想では、九州南部も5月下旬に梅雨入りとなるでしょう。そのほかの地方も5月下旬は「梅雨のはしり」となる可能性があります。

6月上旬には、梅雨前線は沖縄付近に停滞し、本州付近は高気圧に覆われる日が多い見込みです。6月中旬になると、前線が本州まで北上し、九州北部から関東甲信、東北で続々と梅雨入りとなるでしょう。

沖縄・奄美や西日本の太平洋側で「多雨」傾向

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梅雨は大雨のシーズンでもあります。

この先は日本の南で太平洋高気圧の西への張り出しが強く、日本付近には南から暖かく湿った空気が流れ込みやすくなりそうです。このため降水量は、沖縄・奄美や西日本の太平洋側で平年より多くなる可能性があります。

例年、梅雨末期などは線状降水帯が発生して、特別警報級の大雨となることも少なくありません。穀物にとっては恵みの雨ですが、時として甚大な被害をもたらすこともありますので、今のうちに備えを見直しておきましょう。

大雨シーズンを前に 備えることは

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大雨シーズン前に、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。

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