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明日15日 南風強まり花粉の飛散量増加へ 週明けの東京「多い」に更にランクアップ

  • 2024年2月14日
  • tenki.jp

昨日13日、東京都は都内でのスギ花粉の飛散開始を発表。今日14日も季節外れの暖かさとなり、花粉に敏感な方は花粉症の症状が出始めた方も多いのではないでしょうか。明日15日は南風が強まり、一段と花粉が飛びやすい条件に。週明けは東京で「多い」にさらにランクアップ。

明日15日 南風強まる 花粉に注意

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昨日13日、東京都は都内でのスギ花粉の飛散開始を発表しました。
今日14日も季節外れの暖かさとなり、花粉に敏感な方は花粉症の症状が出始めた方も多いのではないでしょうか。

明日15日は前線が本州付近を南下し、低気圧が東北付近を通過する見込みです。局地的に雨がザっと強まり、全国的に南風が強まるでしょう。
春の嵐となりますので、強まる雨や風にご注意ください。

風が強まる日は、遠くのスギ林から多くの花粉が飛んでくるため、一層花粉に注意が必要です。明日15日の花粉飛散量は、九州や関東で「やや多い」見込みです。花粉症の方は、サイズの合ったマスクを装着するなど、しっかりと対策を行うようにしましょう。

気温乱高下 来週は花粉が一気に大量飛散へ

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この先の予想気温を見ると、明日15日の最高気温は今日14日よりも更に高くなる所もあり、東京都心は21℃の予想。
明後日16日は、一気に冷たい空気に入れ替わり、10℃以上も気温が下がる所も。

17日以降は、日に日に気温が上がり、18日は再び春本番の暖かさになるでしょう。
週明けは、東京の花粉の飛散量が「多い」にランクアップする見込みです。スギ花粉のピーク時期が迫ってきましたので、花粉症の症状のひどい方は、早めに薬を準備しておくなど、対策を行ってください。

花粉が飛びやすい条件

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花粉が飛びやすい条件には、大きく3つあります。

①「晴れて気温が高い日」
スギの雄花は気温が上がると花が開きやすくなります。さらに、晴れて気温が高い日は、上昇気流が発生しやすく、花粉が舞い上がりやすくなります。

②「空気が乾燥して風が強い日」
湿度が高いと、花粉が湿気を吸って重くなるため、遠くまで飛びにくくなります。一方、空気が乾燥して風が強い日は、都市部から離れた森林からも花粉が飛んできやすくなるため、いっそう注意が必要です。

③「雨の翌日以降や気温の高い日が2〜3日続いた後」
雨の翌日以降は、雨の日に飛散しなかった分と、その日に飛散する分が重なって、より多くの花粉が飛びやすくなります。さらに、雨で地面に落ちた花粉が舞い上がることもあり、いっそう飛散量が多くなるといわれます。また、気温の高い日が2〜3日続いた後も花粉がより多く飛びやすくなります。

花粉症の方は、毎日の天気予報をチェックして、花粉に備えてください。

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