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明日5日午後〜6日午前 東京23区も警報級の大雪の恐れ 通勤通学に影響大 備えを

  • 2024年2月4日
  • tenki.jp

明日5日(月)昼頃〜6日(火)午前にかけて、南岸低気圧の影響で関東は広く雪で、東京23区でも警報級の大雪の恐れ。都心でも積雪となり、5日(月)の帰宅時間帯、6日(火)朝の通勤・通学の時間帯は交通機関に影響が出る可能性大。気象情報・交通情報をこまめに確認し、大雪への備えをお願いします。

5日(月) 東京23区でも警報級の大雪の恐れ 通勤・通学の時間帯に影響大

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明日5日(月)は、本州の南岸を低気圧が発達しながら東へ進む見込みです。いわゆる、関東に大雪をもたらす事もある「南岸低気圧」です。

このため、関東甲信は、昼頃から雪や雨となる見込みです。関東南部の平地も降り始めから雪やみぞれの所が多く、6日(火)午前にかけて広い範囲で雪が降る見込みです。雪のピークは5日(月)夜〜6日(火)未明。関東甲信の山沿いを中心に大雪となり、予想より気温が低くなる場合には、東京23区を含めた平地でも警報級の大雪となる可能性があります。

東京23区では、12時間降雪の深さが5センチで「大雪注意報」、12時間降雪の深さ10センチで「大雪警報」が発表されます。

東京23区でも積雪となる可能性が高いため、5日(月)夜の帰宅時間帯や、6日(火)朝の通勤・通学の時間帯は、交通機関に影響が出る可能性があります。

東京23区でも積雪の見込み

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4日18時から5日18時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
関東地方北部の山地         10センチ
関東地方北部の平地         8センチ
箱根から多摩地方や秩父地方にかけて 10センチ
関東地方南部の平地         4センチ
東京23区              2センチ
甲信地方              15センチ

その後、5日18時から6日18時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
関東地方北部の山地         20から40センチ
関東地方北部の平地         10から20センチ
箱根から多摩地方や秩父地方にかけて 10から20センチ
関東地方南部の平地         5から10センチ
東京23区              1から5センチ
甲信地方              10から20センチ

東京23区でも積雪となる見込みです。車の運転は、冬用タイヤを装着し、タイヤチェーンを携行するようにしてください。湿った雪が降るため、ビニールハウスなど農業施設の倒壊、架線や電線、樹木への着雪に注意してください。

関東の雪予想は大変難しく、低気圧のコースや降水の強さ、湿度、気温が1℃違うだけでも、雨予想が雪予想にガラッと変わります。雪に慣れていない関東地方では、数センチ積もるだけで、転倒や車のスリップなど大きな影響がでてしまいます。最新の気象情報とともに、交通情報もこまめに確認してください。

テレワークの活用を 外出が必要の場合の注意点

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今回は、東京都心など、普段はあまり雪の降らない所で雪が降り、雪の積もる可能性があります。大雪の場合はテレワークの活用など含め、不要不急の外出は控えるのが望ましいですが、どうしても外出が必要な場合は次の点に注意して下さい。

(1)時間に余裕をもって行動しましょう。歩きなれた道でも、目的地に着くまでは、普段より時間がかかることが予想されます。焦って、急ぎ足になると、転倒する危険性もあります。

(2)滑りにくい靴を用意しましょう。靴底がツルツルしたものや、ヒールの高い靴は、危険です。靴底に溝がついている運動靴や、登山用の靴などがおススメです。

(3)歩き方のポイントを覚えておきましょう。歩幅を小さくして、地面に垂直に足を踏み出し、重心はやや前において、足の裏全体を路面につけて歩きましょう。ゆっくりとペンギンのような歩き方をするのが、おススメです。万が一、滑ってしまったら、尻餅をつくように転ぶと、頭を打ちにくくなります。

(4)両手をあけておきましょう。リュックや肩掛けカバンなどを選び、可能なら、傘を持つのも避けましょう。両手を出していれば、転んだ時でも、顔や頭を守ることができます。

慣れない雪 注意する場所は?

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雪道を歩く時に転倒しないように、特に次のような場所は注意してください。

1つめは、歩道橋の上や、橋の上です。地面と接していないので、地面からの熱が伝わりにくく、凍結しても溶けにくいのです。

2つめは、バスやタクシーの乗り降り場所です。人の乗り降りや、車のタイヤによって、雪が踏み固められると、滑りやすくなります。

3つめは、横断歩道です。多くの人や車が通ることで、雪が踏み固められやすくなるだけではありません。特に、白線部分は、水が染み込みにくく、薄い氷の膜が出来やすいのです。

4つめは、地下への出入り口や、建物への出入り口です。靴の底に付着していた雪が、出入り口付近に残っていることもあります。地下へ降りる時は、段差があるため、更に危険です。

転倒事故を防ぐためにも、いつもより時間に余裕をもってお出かけください。

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