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札幌 さっぽろ雪まつり期間中は穏やかな日が多いが冷え込みの強まる日も

  • 2024年2月2日
  • tenki.jp

4日(日)から11日(日)にかけて、札幌では「2024さっぽろ雪まつり」が開催されます。期間中の札幌は、特に中盤にかけては天気が穏やかに経過する見込みです。気温は平年並みか低めで、特に6日(火)頃は朝晩だけではなく、日中も厳しい寒さとなりそうです。終盤の11日(日)は一時雪の強まる可能性もあるため、最新の気象情報を確認するようにして下さい。

さっぽろ雪まつりは4日から開催

4日(日)から、札幌では「2024さっぽろ雪まつり」が開催されます。今年は大通会場、すすきの会場のほか、東区のつどーむ会場も開かれ、コロナウイルス感染症の影響で縮小開催が続いていた雪まつりもフル開催となります。

4日の北海道付近は冬型の気圧配置でしょう。札幌では雲が広がりやすいですが、時折晴れ間もある見込みです。風は特に強まることはなく、雪は降ったとしてもちらつく程度となりそうです。割合穏やかに経過し、開催初日は雪像観賞によい日和となるでしょう。

5日(月)は冬型の気圧配置は緩む見込みです。札幌では引き続き雲が広がりやすいものの、目立った天気の崩れはないでしょう。最高気温でも0℃を下回るなど日中の寒さが気になる気温ではありますが、雪像や足元の雪は解けにくく、観賞をするにはよさそうです。

6日〜7日はこの冬一番の冷え込みか

6日(火)から7日(水)にかけての北海道付近は、高気圧の圏内となるでしょう。札幌では晴れる時間が長く、風も弱い見込みです。

ただ、朝晩も晴れるため、雲がない、風が弱いなど放射冷却現象が強まりやすい条件となります。札幌では1月下旬から2月上旬が平年でも最も寒い時季ですが、その平年の値よりもさらに日中の気温が低く、寒さが厳しくなりそうです。

長時間屋外にいると体が冷え切ってしまう恐れがあるため、晴れて穏やかに見えていても万全の防寒対策が必要です。特に6日夜から7日朝にかけては、1月21日に記録したマイナス10.6℃を下回り、今シーズン最も低い気温となる可能性があります。体調には十分お気を付け下さい。

その後も穏やかだが、11日は一時雪が強まる可能性あり

8日(木)からは弱い気圧の谷の中となったり、一時的に冬型の気圧配置となったりする見込みです。札幌では9日(金)にかけても目立った天気の崩れはないでしょう。気温も平年並みに戻り、雪像観賞にはよい日和となりそうです。

さっぽろ雪まつり終盤の10日(土)と11日(日)は、気圧の谷の通過に伴い、札幌では雪が降るでしょう。11日は一時的に雪の降り方が強まる可能性があります。雪の降りやすい状態は12日(月)にかけて続くため、11日から12日に移動を考えている方は、最新の気象情報を確認するようにして下さい。

屋外での歩き方 歩く際の注意点など

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さっぽろ雪まつりの期間は、札幌に観光で訪れる方が多くなる時季です。札幌は100万人以上住む都市では世界で最も雪深いといわれ、雪の降る間では平年値だと479センチもの降雪があります。初めて訪れる方だと、積もった雪の上を歩く経験もないということも多いでしょう。

会場までの道のりや、会場では、ロードヒーティングで雪が解かされている所もありますが、逆に雪が残っている場所では雪が踏み固められて非常に滑りやすくなっています。可能であれば溝の深い冬靴をはき、用意できなければ靴に装着する滑り止めを用意するとよいでしょう。

雪道となっている所では、慣れていないとどこが滑りやすいかわからないため、歩く際は歩幅を小さく、ゆっくりと歩きましょう。建物から出た際や、地下鉄の出口付近、公共交通機関の降り口付近は非常に滑りやすくなりますので、特に注意が必要です。

また、雪が靴底に付着した状態だと、コンビニエンスストアなどの滑らかな床は非常に滑りやすくなります。雪道ではない場所も危険な所があるため、注意して下さい。

なお、メインの大通会場は総延長が約1.5キロとかなりの距離があるため、端から端まで観賞すると長時間屋外にいることになります。特に6日頃は日中でも寒いため、しっかりとした防寒着を着用し、重ね着もするとよいでしょう。耳や手先なども冷たくなります。帽子や耳当て、手袋の着用もおすすめです。特に手は、ポケットなどに入れていると転倒した際に体を支えることができず、大ケガに繋がる可能性が高まりますので、手袋の着用は重要です。

ケガをしたり、体調を崩したりしないよう、お楽しみ下さい。

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