この先2週間、地震の被災地の北陸など日本海側を中心に雨や雪の降る日が多いでしょう。特に7日から8日は一時的に寒気が強まり、北陸でも雪が降るでしょう。降り方が強まるおそれがあります。
明日4日は、日本の東で低気圧が発達し、日本付近は冬型の気圧配置となる見込みです。北海道や東北と北陸から山陰は雪や雨が降るでしょう。関東から九州は、はじめ雨雲のかかる所が多いですが、次第に天気が回復して晴れる所が多いでしょう。
5日は、北日本を気圧の谷が通過する見込みです。北海道は気温が高めで雨が降りますが、東北や北陸は晴れ間が出るでしょう。関東から九州もおおむね晴れる見込みです。6日も太平洋側を中心におおむね晴れますが、日本海側は雨の降る所が多いでしょう。
その後、7日から8日にかけて、一時的に強い寒気が流れ込む見込みです。北陸の被災地など、日本海側を中心に平野部も含めて雪が降り、降り方が強まる所もありそうです。
7日の夜から8日の朝にかけて、寒気が最も強まるため、東海や近畿南部など太平洋側でも雪の所がありそうです。念のため、車の冬装備を万全にしておくようにしてください。
9日になると寒気は弱まり、各地で平年を上回る気温になりそうです。北陸では雨が降りますが、積雪の増えた所では、雪どけによる路面状況の悪化やなだれ、屋根からの落雪にご注意ください。10日は東海や近畿で雨の降る時間がありそうです。
11日以降は、北海道は雲が広がりやすく、12日と14日は広い範囲で雪が降るでしょう。地震の被災地を含む北陸では、雪や雨の降る日が続く見込みです。東北から九州は、11日は雨の降る所がありますが、太平洋側を中心に広い範囲で晴れる日が続くでしょう。
最高気温は、北海道では連日、真冬日(最高気温が0℃未満)が続くでしょう。北陸は7℃前後で、厳しい寒さが続きそうです。関東は12℃から14℃くらいで、平年より高い日が続く見込みです。日差しが暖かく感じられて、過ごしやすいでしょう。東海や近畿は10℃から13℃くらい、九州は15℃くらいまで上がる日もありそうです。
