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月が木星に接近 今夜から23日(土)にかけて 冬の夜空の共演に注目

  • 2023年12月21日
  • tenki.jp

今夜21日から23日(土)にかけて西南西の空で、月が木星に接近します。観察できる地域では、冬の夜空で天体のコラボレーションを楽しむことができそうです。夜は一段と冷えますのでしっかりとした寒さ対策が必要です。

今夜21日(木)〜23日(土) 月が木星に接近

今夜21日(木)から23日(土)にかけて、西南西の空で月と木星が接近します。最も近づくのは22日(金)の夜遅い時間です。木星は非常に明るい星のため、月のそばでも目立ち、観察しやすいでしょう。

21日(木)から23日(土)は、夕方、空が暗くなり始めたころには、南東の空ですでに月と木星が並んでいる様子を見ることができそうです。最も近づくのは、東京の場合は午後10時06分ごろです。那覇では午後8時44分ごろ、福岡は午後9時19分ごろ、京都は午後9時46分ごろ、札幌は午後10時20分ごろです。

東京で観察する場合、月と木星は午後8時ごろに南の高い空を通り、西へ動き、午後10時を過ぎたころに西南西の空で最も近づきます。

観察するポイントは、「双眼鏡などを使って見える視野の範囲を一定にすること」です。
見かけの距離(月と木星との間隔)は肉眼だと分かりづらいためです。見える視野の範囲を変わらないようにすることで、月と木星の距離の変化を観察しやすくなりそうです。その後、西へ動くにつれ、月と木星は離れていきます。

今夜21日の天気は

画像B

今夜21日(木)は、日本海側では雪が降るため、観察はできないでしょう。北海道の太平洋側の地域では観察できる所がありそうです。東北から近畿の太平洋側、四国では見られる所が多いでしょう。九州南部は雲がかかりやすいですが、一部で観察できるチャンスがありそうです。
晴れる所でも、夜は一段と気温が低くなるため、万全の寒さ対策をしてお楽しみください。

明日22日(金)も、太平洋側は晴れて見られる所が多いですが、日本海側は雪雲のかかる所が多いでしょう。
明後日23日(土)も、日本海側の地域は雪が降りますが、次第に冬型の気圧配置が緩むため、夜は観測できる所もありそうです。太平洋側の地域はおおむね晴れて、天体の共演を楽しむことができるでしょう。

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