今朝は関東や北日本を中心に冷え込みが強まっています。午前8時半までの最低気温は北海道の陸別町で氷点下24.0℃と、この冬の全国最低気温を更新。東京都心でもこの冬一番の冷え込みとなりました。
今日19日は上空の寒気や放射冷却の影響で、朝の冷え込みが強まり、北海道陸別町の最低気温は氷点下24.0℃を観測。この冬全国で一番気温が下がりました。このほか、北海道では10地点以上で氷点下20℃以下となりました。
最低気温が0℃未満の「冬日」は全国447地点と、3日連続で400地点を超えました。
関東でも冷え込みが強まり、東京都心の最低気温は3.4℃とこの冬最も低くなりました。
※最低気温や冬日地点数は午前8時半までの値。
この先は、強い寒気が居座る見込みで、朝の冷え込みは一段と強まるでしょう。
予想最低気温は札幌市は連日のように氷点下5℃以下、仙台市でも氷点下の日が多くなりそうです。東京都心も週末は1℃と、氷が張るくらいの冷え込みとなるでしょう。名古屋市でも22日(金)頃にはこの冬初めて氷点下になる予想です。
朝の通勤や通学にはつらい季節となりました。体調を崩さないよう、寒さ対策は万全にしてください。
冬の時期、冷え込みが強まると水道が凍結してしまうことがあります。水道が凍結すると、水道が使えなくなるだけでなく、水道管が破裂した場合には水道業者に依頼して、修繕作業が必要なこともあります。以下のような時は、特に水道凍結に注意が必要です。
1つめは、気温が氷点下4度以下になる時です。天気予報で翌日の最低気温をチェックしましょう。ただし、水道管が屋外にある場合は、建物の北側で日が当たらない場所だったり、強い風が吹きやすい場所だったり、むき出しになっていたりすると、気温が氷点下4度以下まで下がらなくても、水道が凍結しやすくなります。
2つめは、「真冬日(最高気温が0度未満の日)」が続いた時です。日中も気温があまり上がらないと、水道管の中では水が冷やされたままなので凍結しやすくなります。水道管の近くに気温計を置いて、気温をチェックするのもおススメです。
3つめは、旅行や帰省で家を留守にするなど、長い時間、水道を使わない時です。
今週末にかけては寒波襲来で、各地で冷え込みが強まる予想です。水道凍結を防ぐために事前の対策を心がけてください。
