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今日14日 都心15℃届かず 明日は12月なのに20℃超も その後は真冬へガラリ

  • 2023年12月14日
  • tenki.jp

今日14日は、冬型の気圧配置となっている北海道は、平年よりも気温が低く、凍てつくような寒さです。東北や北陸、関東も師走らしい気温に。一方、西日本は広く15℃以上。明日15日は、前線や低気圧の影響で天気が崩れ、前線の北側と南側で気温に大きな差が出そうです。

今日14日 関東など15℃届かず 北ほどヒンヤリ

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今日14日(木)は、本州付近を覆う高気圧は次第に東へ移り、東シナ海には前線がのびています。また、北海道では冬型の気圧配置が続いています。

今日14日(木)午後2時までの最高気温は、札幌市では0.4℃で、平年を下回る寒さです。同じ北海道の旭川市では雪が降り続き、最高気温がマイナス3.2℃と日中も0℃に届いていません。
東北や北陸、関東も平年をやや上回る程度で、午後2時までの最高気温は、仙台市で10.5℃、新潟市11.8℃、東京都心は14.1℃と空気が冷たくなっています。

一方、東海から西は平年より高く、名古屋市や大阪市では16℃を超えています。

明日15日は一時的に暖気流入 その後は強い寒気が南下

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明日15日(金)は、前線や低気圧の影響で天気が崩れますが、前線の北側と南側で気温に大きな差が出そうです。
前線の南側にあたる関東から九州、沖縄にかけては、季節外れの暖気に覆われ、日中は12月とは思えないような暖かさとなるでしょう。一方で、前線北側の東北や北海道は、今日14日(木)より更に気温の低くなる所もある見込みです。

暖気が入るのは一時的で、16日(土)以降は西日本や東日本に、強い寒気が南下するでしょう。
17日(日)午前9時の寒気の予想図を見ると、上空1500メートル付近の平地にも雪を降らせるレベルとなる寒気が四国や紀伊半島、東海沖までをすっぽりと覆うでしょう。17日夜には関東も冷たい空気に覆われる見込みです。

明日15日は12月として記録的な暖かさも 17日〜真冬の空気にガラリ

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明日15日(金)は、天気が崩れる割には気温が高く、最高気温は西日本を中心に20℃を超える所がある見込みです。
大阪市では23℃の予想です。22℃を超えれば2015年以来8年ぶりとなり、23℃まで上がると、12月としては過去3番目に高い気温となるでしょう。福岡市では24℃と夏日手前の予想気温です。24℃まで上がると、12月としては過去2番目に高い気温となります。
※大阪市の過去の12月の記録 1位 2018年12月4日:24.5℃、2位 1890年12月4日:23.6℃、3位 2015年12月11日:22.5℃)
福岡市の過去の12月の記録 1位 2018年12月4日:26.0℃、2位 1936年12月17日:23.5℃、3位 ことし2023年12月10日:22.8℃)

季節外れの暖かさから一転し、翌日の16日(土)は次第に風が冷たくなり、17日(日)には西日本の広い範囲で一桁と、真冬の空気に入れ替わりそうです。都心もこれまでより一段気温が下がり、風が身に沁みる寒さになりそうです。これまでと違って厳しい寒さが長続きするため、万全な防寒対策が欠かせないでしょう。暖かくしてお過ごしください。

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