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関東 明日12日の通勤・通学の時間帯 局地的に激しい雨 16日は歴史的な暖かさ

  • 2023年12月11日
  • tenki.jp

関東では、今日11日夜から明日12日にかけて雨が降るでしょう。通勤・通学の時間帯は、局地的には道路が一気に冠水するほどの激しい雨が降りそうです。この先も寒暖差が激しく、16日は12月中旬としては歴史的な暖かさになるかもしれません。

明日12日 通勤・通学の時間帯 激しい雨や横なぐりの雨

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前線を伴った低気圧が明日12日にかけて、本州付近を通過する見込みです。

関東では、今日11日の夜遅くから冷たい雨が降るでしょう。明日12日の明け方から朝にかけては、道路が一気に冠水するほどの「激しい雨」が降る所もありそうです。通勤・通学の時間帯は、沿岸部を中心に風が強まり、「横なぐり」の雨になる所もあるでしょう。明日の朝は、時間に余裕をもって行動してください。
雨は昼過ぎにいったん上がりますが、明日の夜遅くになると再び雨が降りそうです。

気温は朝からあまり上がらず、日中も空気がヒンヤリするでしょう。午後は北よりの風が強めに吹いて、体感温度を下げそうです。マフラーや手袋などで寒さ対策をしっかりと行ってください。

激しい雨とは

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激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上〜50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。

激しい雨が降ると予想される所では(激しい雨が降った所では)、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分ご注意ください。

この先も寒暖差激しい 16日は歴史的な暖かさに

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この先も寒暖差が激しく、16日は12月中旬としては東京都心などで歴史的な暖かさになるかもしれません。

16日は、日本海に別の低気圧が進んでくるでしょう。この低気圧に向かって、南から暖かな空気が入るため、朝から気温が高めです。日中は日差しがたっぷり届き、最高気温は東京都心や横浜、さいたまで23℃まで上がるでしょう。東京都心で12月中旬で23℃以上になったのは、150年近い観測(統計開始1875年)の歴史の中で、2015年12月11日の24.1℃の一回だけです。16日に最高気温が23℃以上になれば、歴史的な暖かさと言えそうです。

ただ、17日は寒気が流れ込んでくるため、晴れても最高気温は15℃に届かない所がほとんど。18日の最高気温は10℃前後で、北よりの風も吹いて、真冬のような体感になるでしょう。寒暖差が激しいため、体調管理にお気をつけください。

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