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沖縄で「激しい雨」を観測 雨雲・雷雲が更に発達 夜から「非常に激しい雨」の所も

  • 2023年12月4日
  • tenki.jp

4日月曜は、沖縄で雨が強まっています。多良間空港では、1時間に30ミリ以上の「激しい雨」を観測しました。午後は、さらに雨雲や雷雲が発達し、4日月曜夜〜5日火曜未明は、雷を伴い、滝のような「非常に激しい雨」の降る所もあるでしょう。低い土地の浸水や落雷・突風・急な強い雨に、ご注意ください。

沖縄「激しい雨」や「強い雨」を観測

4日月曜は、前線が停滞している影響で、沖縄では所々で雨が強まっています。10時半現在、雨雲レーダー(実況)を見ますと、あちらこちらに発達した雨雲が確認できます。

1時間降水量は、多良間空港で32.0ミリ(10時20分まで)と、激しい雨を観測。宮古島市平良で26.5ミリ(10時20分まで)、下地島空港で23.5ミリ(10時18分まで)、宮古空港で22.0ミリ(10時20分まで)と、強い雨を観測しました。

このため、10時半現在、沖縄県宮古島地方に「大雨注意報」が発表されています。低い土地の浸水に、注意が必要です。

4日月曜夜〜5日火曜未明 「滝のような雨」も

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4日月曜の夜までには、沖縄に雨を降らせている前線上に、低気圧が発生するでしょう。前線を伴った低気圧は、5日火曜の朝には、九州の南へ進む予想です。

そのため、沖縄では、更に雨雲・雷雲が発達しそうです。4日月曜夜〜5日火曜未明は、局地的に雷を伴い、非常に激しい雨が降るでしょう。落雷・突風・急な強い雨にも注意が必要です。

非常に激しい雨って どんな雨?

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非常に激しい雨は、1時間雨量が50ミリ以上〜80ミリ未満の雨を表しています。これは、滝のように降る雨で、ゴーゴーと降り続くイメージです。また、傘は全く役にたたないレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では水しぶきで、あたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなるため、車の運転は危険です。

なお、1時間に50ミリの雨というのは、雨水が別の場所に流れず、そのまま、たまる状態だと、降った雨が50ミリの高さになるくらいです。1時間に50ミリの雨が、1平方メートルに降ると、50リットルの量になります。例えば、傘を開いた面積がおおむね1平方メートルなので、1時間、傘をさしていると、牛乳パック50本分もの雨が、傘にあたることになるのです。

ただ、実際は、まわりの雨水が集まると、その地点に降った雨の量よりも多く、水がたまることもあります。非常に激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に、十分ご注意ください。

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