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空気カラカラ 湿度20パーセント台も 関東〜沖縄「乾燥注意報」 火災の危険高まる

  • 2023年11月20日
  • tenki.jp

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20日月曜は、関東から西の太平洋側を中心に、空気が乾いています。14時までの最小湿度は、静岡市や甲府市で20%台まで下がり、14時現在、関東〜沖縄に「乾燥注意報」の発表されている所があります。空気の乾いた状態は、23日木曜頃まで続く所が多く、関東などは週末も続きそうです。暖房器具など火の取り扱いに、十分お気をつけください。

関東から西 空気がカラカラ 各地の湿度は?

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20日月曜は、関東から西では、広い範囲で晴れています。13時30分現在、気象衛星「ひまわり」の画像を見ても、目立った雲はありません。

そのため、空気がカラカラに乾いています。

14時までの最小湿度(湿度が最も低くなった値)は、静岡市で21%、甲府市で25%と、静岡県や山梨県を中心に、一段と空気が乾燥しています。高知市と広島市は30%、松山市は31%、福岡市は37%を観測しています。東京都心は38%と、3日連続して、40%を下回りました。

これにより、14時現在、関東から沖縄のあちらこちらに「乾燥注意報」が発表されています。火災の発生しやすい状態となっていますので、火の取り扱いには十分な注意が必要です。お肌やノドの乾燥対策も、心がけてください。

空気の乾燥 いつまで?

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この空気の乾いた状態は、23日木曜(勤労感謝の日)頃まで続く所が多いでしょう。

24日金曜は、福岡市など日本海側では雲が多くなり、空気の乾燥が収まりそうです。

ただ、関東など太平洋側では、週末も「カラッとした晴天」が続くでしょう。「空気の乾燥」が「長引く」ため、火災の発生する危険度が高まるおそれがあります。

お休み前や、お出かけ前には、いま一度、火の元を確認してください。

火事を防ぐポイント

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空気が乾燥するこの時期は、火災発生のリスクが高まります。火災を防ぐポイントは、以下の通りです。

① たばこの吸い殻は、水で完全に消してから捨てるようにしましょう。吸い殻を灰皿にためず、こまめに捨てることも大切です。寝たばこは、絶対にやめてください。

② ストーブの周りに燃えやすいものを置かないことはもちろん、洗濯物を乾かすためにストーブを使うことは、やめましょう。お出かけの時や就寝の際は、ストーブを消すのを忘れないでください。

③ 台所のコンロの周囲に燃えやすいものを置かないようにし、火が鍋底からはみ出さないようにしましょう。調理中はコンロから離れず、コンロを使用しない時は、ガスの元栓をしめてください。

④ 電化製品のコードからも、発火するおそれがあります。たこ足配線やコードを束ねて使用するのは避け、コードが家具の下敷きになったり、折れ曲がったりしないよう、注意が必要です。ホコリが溜まらないよう、プラグやコンセントは定期的に掃除をして、使っていないプラグは抜いておきましょう。

もしもの火災に備えて、住宅用の火災報知器を設置するのも、おすすめです。また、放火を防ぐため、家の周りに燃えやすい物を置かないようにしてください。

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