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1か月予報 この先の寒さの傾向は? 寒暖繰り返す 雪は少ない傾向も備えは万全に

  • 2023年11月16日
  • tenki.jp

気象庁はきょう16日、最新の1か月予報を発表しました。この先は、寒暖を繰り返し、服装選びが難しくなりそうです。日本海側の雪は少ない傾向であるものの、急な大雪などへの備えが必要です。

日本海側の雪は少ないが備えは万全に 太平洋側は晴れる日多い

気象庁はきょう(16日)最新の1か月予報を発表しました。
それによりますと、この先、日本付近は寒気の影響を受けにくく、北日本から西日本にかけては、向こう1か月の気温は平年より高い予想です。

また、北日本の日本海側を中心に低気圧の影響を受けやすく、北日本と東日本のそれぞれ日本海側では、向こう1か月の降水量は平年並みか多いでしょう。降水量は多いものの、寒気の影響を受けにくいため、降雪量は少ない傾向が予想されます。
ただ、日本海の海水温が平年よりも高いため、例年より雪雲が発達しやすく、大雪となることもあります。ノーマルタイヤで雪道を走ることで事故が発生したり、大規模な立往生につながったりする可能性がありますので、雪が少ない傾向とはいえ油断せず、備えは万全にしておいてください。

一方、太平洋側では高気圧に覆われやすため、東日本の太平洋側、西日本、沖縄・奄美では日照時間は多い傾向です。朝晩は空気が冷たくても、日中は日差しの温もりを感じられる日が多くなりそうです。

気温はアップダウン

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1か月の平均気温をみると高温傾向ですが、週ごとにみると、アップダウンを繰り返しそうです。
1週目(11月18日〜24日)は、はじめ、西回りで強い寒気が流れ込み、今週末は西日本で雪の降る所がありそうです。ただ、傾向をみると、西日本で「平年並みか高い」、沖縄・奄美で「平年並みか低い」予想です。北日本と東日本で「平年より高い」予想で、特に北日本では、かなり高いでしょう。

2週目(11月15日〜12月1日)は、全国的に「平年並み」となりそうです。それまでが高温の傾向だけに、平年並みの気温でも寒く感じられそうです。平年11月下旬の最高気温は、北海道で6℃くらい、東北や北陸で13℃前後、関東から九州で15℃〜16℃くらいです。日中でもヒンヤリする日があるでしょう。暖かい格好でお過ごしください。

3〜4週目(12月2日〜15日)は、北日本で「平年並みか高い」、東日本から沖縄・奄美は「高い」予想です。12月は平年よりも高い気温でスタートしそうです。

気温のアップダウンがありますので、服装選びが難しくなりそうです。脱ぎ着をしやすい服装で、上手に調節して体調を崩さないようお気をつけください。

【北日本】北海道・東北地方
【東日本】関東甲信・北陸・東海地方
【西日本】近畿・中国・四国・九州北部地方・九州南部
【沖縄・奄美】鹿児島県奄美地方・沖縄地方

雪道への備え

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これからの季節、車を運転する際に、気をつけていただきたいポイントは、5つあります。

(1)冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。

(2)ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。

(3)時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。

(4)時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。

(5)こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。

5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。

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