きょう6日、九州から東海、北海道には所々に雨雲や雷雲がかかり、四国では激しい雨が降りました。このあとは強雨エリアが拡大するでしょう。あす7日にかけて九州から北海道は雨や風が強まり、荒れた天気となりそうです。
きょう6日は、前線を伴った低気圧が発達しながら朝鮮半島付近を東へ進んでいます。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいます。
午前9時現在、九州から東海、北海道には所々で雨雲や雷雲がかかり、四国を中心に発達した雨雲も見られます。1時間に高知県香美市の繁藤で40.5ミリ(4時30分まで)、徳島県上勝町福原旭で37.5ミリ(5時53分まで)、高知県南国市後免で33.5ミリ(6時24分まで)、高知空港で30.5ミリ(4時8分まで)の激しい雨が降りました。
あす7日にかけて寒冷前線が西日本から北日本を南下する予想です。強雨エリアが拡大するでしょう。
九州・中国地方は、きょう6日の昼過ぎから夕方にかけてが雨のピークとなり、雷を伴って激しい雨の降る所がありそうです。四国はあす7日の未明にかけて断続的に雨が降り、局地的に非常に激しい雨が降る見込みです。近畿・東海も雨の範囲が広がり、今夜からあす7日の明け方にかけて激しい雨や雷雨の所があるでしょう。北陸は今夜からあす7日の明け方にかけて、関東・東北はあす7日の未明から朝にかけて、急な激しい雨や落雷、突風に注意が必要です。北海道は今夜からあす7日の明け方が雨のピークで、活発な雨雲や雷雲がかかるでしょう。
また、西日本から北日本では沿岸部を中心に風が強まり、荒れた天気となりそうです。横殴りの雨になる所もあるでしょう。交通機関への影響にも注意が必要です。東北や北海道ではあす7日は海上を中心に暴風が吹き、海上は大しけとなる恐れがあります。暴風や高波に警戒してください。
