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中国地方 山陰に発達した雨雲や雷雲広がる 山陽も午後天気急変 雷雨や突風ひょうに

  • 2023年10月27日
  • tenki.jp

中国地方は、日本海側に激しい雨を降らせる雨雲や雷雲がかかっており、午後は瀬戸内側でも天気が急変し雷雨や竜巻などの激しい突風、ひょうの恐れがあります。頑丈な建物内に移動するなど、安全を確保してください。週末は天気が回復に向かい、北風が肌寒く感じられるでしょう。

きょう27日は大気の状態が非常に不安定 雷雨や竜巻 ひょうの恐れ

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きょう27日は、中国地方で発雷確率がかなり高くなっています。
中国地方の上空5500m付近に、この時期としては強い寒気-21℃以下が流れ込み、地上付近との気温差がかなり大きくなる見込みです。このため、大気の状態が非常に不安定になり、中国地方の広い範囲で、雷雨、竜巻などの激しい突風、ひょうが降る恐れがあります。山陰では雨が激しく降る所があるでしょう。
晴れ間の出ている山陽でも、天気が急変する見込みです。

発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
ひょうや突風を伴う恐れがあるため、農作物や農業施設の管理にも注意してください。

外で雷に遭遇したら

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外にいる時に「真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」場合は、雷雲が近づいているサインです。
急に強い雨が降り、落雷する恐れがあるため、頑丈な建物内に入るなど、安全を確保していください。

雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。

雨雲レーダーをチェックするなどして、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待つようにしてください。

週末は山陽で天気回復 北風が肌寒く 朝晩冷え込む

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28日は上空の寒気の中心が東にぬけ、次第に高気圧に覆われる見込みです。このため、山陽は晴れるでしょう。ただ、山陰は日本海から寒気が流れ込むため、東部を中心に夕方まで断続的に雨が降る見込みです。

29日は寒気の流れ込みが弱まり、山陰の雨はやむでしょう。中国地方は高気圧に覆われて、大体晴れる見込みです。

週末は北寄りの風が肌寒く感じられ、日中の最高気温は20℃前後と、この時期らしい気温となるでしょう。
朝の最低気温は内陸部で5℃前後、沿岸部でも10℃前後で、内陸部を中心に冷え込む見込みです。

なお、来週は晴れる日が多いでしょう。11月初めは再び最高気温が25℃以上の夏日となり、季節外れの暑さとなる見込みです。朝晩と昼間の寒暖差が大きいため、服装の調節が必要です。

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