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低気圧が急発達 北海道や東北で最大瞬間風速30メートル前後 今夜にかけて暴風警戒

  • 2023年10月6日
  • tenki.jp

きょう6日は、日本の東にある低気圧が急発達していることに加え、別の低気圧が北海道付近を南下中。この影響で北海道や東北では台風並みの危険な暴風が吹き荒れています。午後2時までの最大瞬間風速は、青森県八戸市で30.7m/sなど非常に強い風を観測。今夜まで暴風警戒。

北海道や東北で非常に強い風 台風並みの暴風吹き荒れる

きょう6日は、日本の東にある低気圧が急発達していることに加えて、別の低気圧が北海道付近を南下中です。いずれも動きが遅くなっています。
この影響で、北海道や東北では台風並みの危険な暴風が吹き荒れています。

午後2時までの最大瞬間風速は、いずれも西よりの風で、北海道のえりも岬で37.5m/s、浦河町で31.2m/s、青森県八戸市で30.7m/s、山形市酒田市の飛島で30.4m/s、北海道室蘭市で29.8m/s。
午後2時までの最大風速は、北海道えりも岬で29.2m/s、稚内市と宗谷岬で22.7m/s、山形県酒田市で22.3m/sなど、まともに立っていられないほどの非常に強い風を観測しました。

北日本は今夜にかけて暴風・高波・大雨警戒

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午後2時現在、北海道や東北は沿岸の地域を中心に暴風警報や波浪警報が発表中です。

北海道はきょう6日夕方にかけて、東北は今夜遅くにかけて、暴風に警戒してください。
また、今夜にかけて断続的に雨も降るため、横殴りの雨になる所もあるでしょう。傘が差しにくいような風が吹くため、屋外の活動は危険です。

また、波も高く、海上では大しけとなる見込みです。荒れている時間帯はできるだけ、むやみな外出は控えて、海岸付近には近づかないでください。

非常に強い風とは

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非常に強い風とは、平均風速が20m/s以上30m/s未満の風を表しています。時速だと、およそ70km〜110kmで、高速道路の自動車並みの速さです。これは、何かにつかまっていないと立っていられないような風で、車は通常の速さで運転するのが困難になります。このような風が吹くと、屋根瓦や看板が落下したり、飛散したりする恐れもあります。(なお、瞬間風速は平均風速の1.5倍程度になることが多く、時には3倍以上になることもあります。)

飛来物によって負傷する可能性がありますので、屋外での活動は警戒が必要です。非常に強い風が予想される場合には、植木鉢など飛ばされやすい物は屋内にしまいましょう。

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