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18日 敬老の日 北海道や九州北部で大雨の恐れ 異例の残暑 前橋市などで猛暑日か

  • 2023年9月17日
  • tenki.jp

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あす18日(月:敬老の日)は北海道や九州北部は大雨の恐れがあります。本州付近も天気の急変に注意。局地的に雷を伴って激しい雨が降るでしょう。全国的に厳しい残暑が続き、群馬県前橋市では統計開始以来、最も遅い猛暑日となる可能性があります。

北海道と九州北部は大雨の恐れ

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あす18日(月:敬老の日)は秋雨前線は朝鮮半島付近を通って北日本に延び、前線上の低気圧が北海道付近を通過する予想です。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。

特に、雨の降り方に注意が必要なのが、北海道と九州北部です。北海道は広く雨で、局地的に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。九州北部も大気の非常に不安定な状態が続き、未明から朝にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降る恐れがあります。九州北部では、これまでの大雨により、すでに地盤が緩んでいる地域があります。土砂災害に警戒してください。低い土地の浸水、河川の増水や氾濫にも警戒が必要です。

東北から中国、四国、九州南部は晴れ間はでますが、所々で雨や雷雨になるでしょう。局地的には雷を伴って激しい雨が降りそうです。屋外のレジャーなどは天気の急変にご注意ください。

厳しい残暑が続く 内陸部では猛暑日の所も

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あす18日(月:敬老の日)も前線の南側の蒸し暑い空気に包まれて、厳しい残暑が続くでしょう。

最低気温は全国的に平年より高く、東北でも仙台市などで25℃、関東から九州、沖縄では25℃以上の所が多くなりそうです。横浜市は27℃と9月中旬以降では記録的な高さとなる見込みです。寝苦しい夜となるでしょう。

最高気温も全国的に平年より高くなりそうです。北海道では札幌市など30℃近くまで上がり、真夏並みでしょう。東北から九州、沖縄にかけては33℃前後の所が多く、夏を思わせる蒸し暑さが続きそうです。東北や関東の内陸部では猛烈な暑さとなる所もあるでしょう。群馬県前橋市では35℃と統計開始以来、最も遅い猛暑日となる可能性があります。岩手県宮古市や埼玉県熊谷市、さいたま市でも35℃と猛暑日となるでしょう。

熱中症リスクが高くなります。引き続き、暑さ対策をなさってください。こまめな水分補給を心がけ、室内では適切にエアコンを使い、涼しい環境でお過ごしください。

土砂災害の前触れは

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大雨によって土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。いざという時のために、ぜひ覚えておいてください。

1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。

そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。

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