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午後は天気急変に注意 関東のゲリラ豪雨は局地的か 東北は前線の影響で激しい雨も

  • 2023年9月16日
  • tenki.jp

きょう16日(土)は、日差しの届いている所が多いものの、午後は空模様の急な変化に注意を。山沿いを中心に所々で雨雲や雷雲が発達するでしょう。局地的には「非常に激しい雨」も。東北は前線の影響で南部を中心に「激しい雨」の降る所があるでしょう。

急な雨や落雷、突風など注意 雨雲がとどまれば道路冠水も

きょう16日(土)も、午後は天気の急変に注意が必要です。

秋雨前線が日本海から東北南部に延びています。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態は非常に不安定です。

九州から関東甲信にかけては、午後は山沿いを中心に所々で雨雲や雷雲が発達するでしょう。晴天から一転、どしゃ降りの雨となる所がありそうです。雨雲を押し流す上空の風が弱いため、いったん雨が降りだすと、同じような場所で雨が続いて、雨量が多くなる可能性があります。局地的には道路があっという間に冠水するほど「非常に激しい雨」が降るでしょう。

きのう都心周辺など平野部で激しい雨や雷雨となった関東では、きょうの雨は北部や西部の山沿いが中心ですが、念のため急な雨にお気をつけください。

東北は秋雨前線の影響で、夕方にかけては南部を中心に激しい雨や雷雨の所がありそうです。

ゲリラ豪雨の前兆

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ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の、前兆となる現象は、大きく3つ挙げられます。
① 「真っ黒な雲が近づいてきた」
ゲリラ豪雨をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。
② 「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。
③ 「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。

このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨の可能性がありますので、ご注意ください。

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