サイト内
ウェブ

あす12日も大気の状態が不安定 東海や関東甲信などでゲリラ豪雨のおそれ

  • 2023年9月11日
  • tenki.jp

あす12日(火)も暖かく湿った空気と上空の寒気の影響で、大気の不安定な状態が続くでしょう。東海や関東甲信、北陸、北海道を中心にゲリラ豪雨に注意が必要です。天気の急変にお気をつけください。

あす12日 天気の急な変化に注意

画像A

きょう11日(月)は、沖縄の南にある熱帯低気圧や高気圧縁辺から暖かく湿った空気が流れ込み、さらに上空には寒気が流れ込みました。全国的に大気の状態が非常に不安定になり、中国や四国、近畿、東海を中心に「非常に激しい雨」が降った所もありました。道路が冠水した所や落雷が観測された所もありました。

あす12日(火)も暖かく湿った空気と上空の寒気の影響で、大気の不安定な状態が続くでしょう。晴れ間がでる所もありますが、四国から関東甲信、北陸では所々で雨が降りそうです。東海や関東甲信、北陸を中心に、急に雨雲やカミナリ雲が発達して、ゲリラ豪雨になるおそれもあります。雨雲レーダーなどで、最新の情報を確認するようにしましょう。

北海道は別の気圧の谷が通過するため、日本海側やオホーツク海側を中心に雨が降りそうです。竜巻などの激しい突風や落雷、ひょう、急な強い雨のおそれがあります。屋外の活動や農作物の管理などにご注意ください。

ゲリラ豪雨の前兆

画像B

ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の、前兆となる現象は、大きく3つ挙げられます。
① 「真っ黒な雲が近づいてきた」
ゲリラ豪雨(局地的な大雨)をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)のサインの一つです。
② 「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)のサインの一つです。
③ 「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。

このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の可能性がありますので、ご注意ください。

汗がまとわりつくような暑さ

画像C

きょう11日(月)は、北陸や東北の日本海側で35度以上の猛暑日になった所がありました。日中の日差しとフェーン現象の影響です。秋田県の横手市では9月としては観測史上最高の36.7℃まで気温が上がるなど、9月半ばとは思えない暑さになりました。

あす12日(火)は35度以上の猛暑日になる所はほとんどありませんが、30度以上の真夏日の所が多くなりそうです。湿度が高くて、かなりムシムシするでしょう。汗が肌にまとわりつくような不快な暑さです。
室内では無理せず、エアコンを適切に使って、涼しい環境でお過ごしください。屋外で長い時間、過ごされる方は、こまめに水分や休憩をとり、体調管理に気を配りましょう。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
tenki.jp