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正午の気温 東京都心は20℃台 暑さ収まるも一時的 週末から再び35℃超え続出か

  • 2023年9月6日
  • tenki.jp

きょう6日(水)は全国的に曇りや雨で、35℃超えの猛烈な暑さは収まっています。正午の気温は、東京都心29.7℃、名古屋市25.0℃など、30℃を下回っている所もあります。ただ、暑さ収まるも一時的。台風13号が通過後、今週末から再び最高気温35℃以上の猛暑日続出。東京都心など、猛暑日の最も遅い記録を更新する可能性も。9月もまだまだ熱中症に警戒が必要です。

きょう6日 厳しい暑さは少し収まる

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きょう6日(水)は、秋雨前線+元台風12号の湿った空気の影響で広い範囲で雨が降り、猛烈な暑さは収まっています。熱中症警戒アラートも発表されていません(7月1日以来)。

6日(水)正午までの最高気温は、全国で一番高いのが鹿児島県肝付町前田で34.0℃と、35℃を超えている所はありません。

6日(水)正午の気温は、東京都心は29.7℃と、きのう5日(火)33.5℃より4℃くらい低くなっています。また、名古屋市は25.0℃(きのう正午33.2℃)、仙台市24.1℃(きのう正午30.2℃)も、きのう5日(火)より大幅に低く、暑さは一旦おさまっています。

ただ、東京都心では正午までの最高気温が31.0℃と、きょう6日(水)で63日連続で最高気温30℃以上の真夏日、年間真夏日日数は76日と、ともに過去最長・最多記録を更新中です。気温は少し下がっても湿度が高く、かなり蒸し暑くなっています。

引き続き、熱中症には注意が必要です。

台風13号のあと 再び猛暑日続出か

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この先は、秋雨前線の南下+元台風12号の湿った空気に加え、昨夜(5日)発生した台風13号が日本の南を北上し、7日(木)〜9日(土)頃にかけて東日本の太平洋側に接近する恐れがあります。前線に向かって、熱帯低気圧や台風13号周辺の暖かく湿った空気が流れ込むため、7日(木)にかけて前線の活動が活発な状態が続く見込みです。

東京都心など、雨の降る所では、いったん厳しい暑さは収まりますが、油断禁物です。台風13号が通過したあとは、再び、最高気温35℃以上の猛暑日が続出。東京都心や名古屋市、大阪市などでは今週末から再び、最高気温が34℃くらいまで上がり、内陸では35℃以上の猛暑日になる所もありそうです。

早期天候情報 10年に1度程度の高温予想

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今週末から、再び、厳しい暑さになるとして、気象庁はきのう5日(火)、高温に関する早期天候情報を発表しました。

「早期天候情報」は、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。かなり高温の基準は各地で異なり、関東甲信地方の場合は、5日間平均気温平年差 +2.5℃以上です。

9月中旬にかけても、全国的に厳しい暑さが続く見込みです。引き続き、熱中症に警戒が必要です。

猛暑日 最も遅い記録更新か

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今年は、全国的に暑さの記録を諸々更新しています。最高気温35℃以上の猛暑日の最も遅い記録は、札幌などで過去の記録を大幅に更新しました(昨年まで札幌の猛暑日最晩記録:1999年8月8日の35.2℃)。

東京都心や名古屋市では、猛暑日の最も遅い記録は「9月12日」ですが、今年は更新する可能性がありそうです。

厳しい暑さが長く続くため、体調管理や農作物の管理など、引き続きご注意下さい。

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