この先2週間も厳しい残暑が続き、終わりが見えないでしょう。また、湿った空気の影響で東日本を中心に雨の日が多くなりそうです。ムシムシと不快な蒸し暑さがまだしばらく続くでしょう。
あす5日は九州南部に熱帯低気圧が停滞するでしょう。九州から東海を中心に雨が降る見込みです。関東は天気が回復しておおむね晴れるでしょう。東北や北海道は、低気圧が宮城県付近で発生し、夜にかけて三陸沖を北東へ進むため、太平洋側を中心に雨が降りやすいでしょう。局地的に雨雲が発達しそうです。
6⽇は、前線が東北から⻄⽇本にかけてのびるでしょう。九州の南海上には、熱帯低気圧が停滞する見込みです。湿った空気が流れ込むため、九州から東北は雨が降りやすいでしょう。
7⽇から8⽇は、低気圧が本州の南岸を東へ進む見込みです。9日は高気圧に覆われて晴れる所が多いですが、10日と11日は再び曇りや雨の所が多くなりそうです。
沖縄は高気圧に覆われて、この一週間はおおむね晴れる日が続くでしょう。
最高気温は平年より高い日が多く、7日頃までは名古屋などで猛暑日になる所がありそうです。8日以降は猛暑はおさまるものの、30℃以上の真夏日は続き、雨も降るため不快な蒸し暑さが続くでしょう。
12日以降も太平洋側を中心に湿った空気が流れ込みやすく、東海を中心にしばらく曇りや雨の日が続くでしょう。関東や東北も14日頃から雲が広がり、雨が降りやすくなりそうです。北海道も連日、すっきりしない日が続く見込みです。
2週目になっても厳しい暑さは終わりが見えそうにありません。9月中旬の札幌の平年の最高気温は23℃くらいですが、平年よりも高く25℃以上の夏日が続きそうです。東京都心も平年より高く30℃以上の日が多いでしょう。朝晩の気温も高めで、寝苦しい夜の日もありそうです。大阪も平年を上回り、猛暑日近くまで上がる日もあるでしょう。厳しい暑さがまだまだ続きそうです。
沖縄はこの期間もしばらく晴れて、蒸し暑い日が続くでしょう。
