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2週間天気 まだ厳しい暑さ 熱帯低気圧の動向にも注意

  • 2023年8月20日
  • tenki.jp

この先2週間の天気と気温の傾向です。この先も全国的に最高気温は平年並みか高く、厳しい暑さの日が多いでしょう。熱帯低気圧が西日本に近づく可能性があり、熱帯低気圧の動向にも注意が必要です。

1週目(21日〜27日) 熱帯低気圧の動向に注意

21日(月)にかけて前線が北日本に停滞し、北海道や東北北部は雲が広がりやすく、雨の降る所があるでしょう。東北南部から九州は強い日差しが照り付けますが、湿った空気の影響で、午後は山沿いを中心に所々で雨や雷雨になりそうです。局地的に激しい雨や非常に激しい雨が降るでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意、警戒が必要です。

22日(火)頃からも西日本の太平洋側を中心に太平洋高気圧の縁をまわる湿った空気が流れ込みやすいでしょう。東海から九州を中心に雨の降る日が多くなりそうです。特に、小笠原諸島付近にある熱帯低気圧が22⽇(火)から23⽇(水)頃に⻄⽇本に近づく可能性があります。今の所、この熱帯低気圧は台風にはならない見込みですが、雨雲の元となる暖かく湿った空気を運び込むなど影響を与える恐れがあります。最新の情報にご注意ください。

また、25日(金)から26日(土)頃にかけて、北日本を前線や低気圧が通過するでしょう。北海道と東北は雲が多く、所々で雨が降りそうです。

最高気温は、北海道から関東甲信では平年より高い日が多いでしょう。札幌市でも30℃以上の日が多く、35℃近くまで上がる日もありそうです。仙台市は33℃ほど、東京都心は35℃前後まで上がり、うだるような暑さが続くでしょう。23日(火)以降は東海から九州、沖縄は平年並みとなりそうです。東海や近畿の猛烈な暑さのピークは越えますが、湿度が高く、蒸し暑いでしょう。引き続き熱中症に警戒が必要です。

2週目(28日〜9月2日) 厳しい残暑

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29日(火)以降は気圧の谷や湿った空気の影響で、北海道や東北は雲が多く、雨の降る日が多いでしょう。関東から九州は晴れますが、変わりやすい天気で、所々で雨が降りそうです。沖縄は晴れる日が多いでしょう。

最高気温は、北海道は平年並みの日が多いでしょう。札幌市は27℃前後の日が多く、季節外れの暑さは収まりそうです。東北や関東甲信は平年より高く、東海から九州、沖縄は平年並みの日が多いでしょう。33℃前後の所が多く、厳しい残暑が続きそうです。名古屋市では、まだ猛暑日となる日もあるでしょう。引き続き、熱中症にご注意ください。

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