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台風の影響 日本海側フェーン現象で厳暑 青森市は今年一番の暑さ あすも猛烈な暑さ

  • 2023年8月16日
  • tenki.jp

きょう16日、台風7号に吹き込む南風で、日本海側ではフェーン現象が起こり、猛烈な暑さとなっています。青森市では14時までの最高気温が36.3℃と今年一番の暑さに。青森市の今年の猛暑日日数は、きょうで7日目で、年間の最多日数を更新中です。

日本海側を中心に猛烈な暑さ

きょう16日、台風7号は日本海を北上しており、本州付近では台風7号に吹き込む南風が強まっています。日本海側では南風が山を吹き降りる際に気温が上がるフェーン現象が発生しています。

14時までの最高気温の全国トップは秋田県五城目町で37.7℃と体温を超えるような暑さとなっています。また、青森市では36.3℃と今年一番の暑さに。今年の青森市の猛暑日日数はきょうで7日目で、年間の最多日数を更新中です。

今夜にかけても気温の下がり方は鈍いでしょう。東北から九州、沖縄では夜間も気温が25℃以上の所が多くなりそうです。富山市のきょうの最低気温は26.1℃で、きょうこのまま25℃を下回らなければ、24日連続で最低気温が25℃以上となります。これまでの最長は1994年の20日連続で、今年は過去最長を更新中です。また、福井市はきょうの最低気温は25.2℃で、きょうこのまま25℃を下回らなければ、23日連続で最低気温が25℃以上となります。こちらも最長記録を更新中です(これまでの最長は1999年の18日連続)。

今夜は熱帯夜になる所が多く、それどころか北陸など、あす朝の最低気温が30℃近くと非常に寝苦しい夜を迎える所もありそうです。夜間の熱中症にもご注意ください。室内をエアコンで涼しくしたり、コップ一杯の水を寝る前に飲んだりすると良いでしょう。

あすも日本海側や関東で猛暑日予想

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あす17日も東北の日本海側や北陸では所々で猛暑日(最高気温35℃以上)となるでしょう。青森市も35℃予想と2日連続で猛暑日となりそうです。関東もうだるような暑さで、東京都心も35℃と5日ぶりに猛暑日となるでしょう。熱中症に警戒が必要です。

東海からから九州は雲が多く、所々で雨が降るため、猛烈な暑さにはなりませんが、32℃前後と、湿度が高く、不快な蒸し暑さでしょう。

熱中症の応急処置

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

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