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関東の空に環水平アーク 空の高い所に浮かぶ雲の中に見える「七色の光の帯」

  • 2023年8月14日
  • tenki.jp

きょう14日(月)昼前、群馬県前橋市で「環水平アーク」が現れました。「環水平アーク」とは、空の高い所に浮かぶ雲の中に見える、虹のような七色の光の帯です。

かなとこ雲と水平環

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きょう14日(月)昼前、群馬県前橋市で「環水平アーク」が現れました。「環水平アーク」とは、空の高い所に浮かぶ雲の中に見える、虹のような七色の光の帯です(別名、「水平環」や「水平虹」と言います)。きょうは、かなとこ雲(高く成長した積乱雲のうち、頂上部分が広がって平らになっているもの)に現れました。

環水平アークは、太陽の光が、上空の高い雲の粒(氷の結晶)によって折り曲げられることで発生します。(太陽光の波長の違いなどにより、太陽に近い方が暖色系の色で、太陽から遠ざかるにつれて、徐々に、寒色系の色へと変化して見えます。)

環水平アークが発生しやすい条件は、日差しがある一方で、空の高い所に雲がかかる日です。特に、太陽高度が高い春〜夏の時期、昼前後の時間帯は、環水平アークが見えやすくなります。ぜひ、空を見上げてみてはいかがでしょうか。

きょうの関東 晴れていても急な激しい雨や雷雨に注意

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きょうの関東地方は台風7号の影響で、あちらこちらに雨雲がかかっています。今夜にかけても、急に雨の降りだす所があるでしょう。雨雲の流れが早いため、晴れていても油断大敵です。急な激しい雨や落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。

なお、今夜からあす15日(火)の午前中にかけては、線状降水帯が発生して、大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。最新の気象情報をこまめに確認し、大雨に備えてください。

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